ダイエット中でもあんこもちを食べたい。でも、糖質はできるだけ抑えたい…。そんな方におすすめしたいのが、砂糖を使わずにつくる「発酵あんこ」です。今回は、ダイエットカウンセラー・食生活アドバイザー、そして体質別ダイエット診断士などの資格をもつおにゃさんに、体に優しく満足感も高い、発酵あんこのレシピを教えてもらいました。

3つの材料でできる発酵あんこのつくり方を紹介します
3つの材料でできる発酵あんこのつくり方を紹介します
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おもちは太る?原因は砂糖にあり

「もちは太る」ってよく言われますよね。でも、もちそのものよりも、一緒に食べる甘味料が問題なんです。

おもち1個(50g)の糖質は約25g。ご飯お茶碗半分くらいと同じで、じつはそこまで多くありません。ところが、きな粉に砂糖を混ぜたり、あんこもちにしたり、ぜんざいにすると、あっという間に糖質量が倍増してしまいます。

市販のあんこは、小豆と砂糖がほぼ同量。つまり半分が砂糖なんです。おもちにたっぷりつけて食べれば、糖質は一気に跳ね上がる。でも、ダイエット中でも、やっぱりあんこもちが食べたいですよね?

「発酵あんこ」で腸内環境を整える

ここで登場するのが、発酵あんこ。米こうじの力で小豆を発酵させてつくる、砂糖不使用の自然な甘さのあんこです。

発酵あんこの甘さの正体は、米こうじに含まれる酵素。砂糖のような人工的な甘さじゃなく、じんわりと優しい甘さで、これが本当においしいんです。

さらに発酵あんこは、腸内環境を整える効果も期待できます。小豆自体も優秀な食材。むくみ解消や疲労回復に役立つといわれています。