年末の大掃除、特に毎日使うキッチンは結構な汚れがたまっているはず。「ちょっとおっくうだなぁ」なんて思っている人に試してもらいたいのが、家事大好き芸人の家事えもんこと松橋周太呂さんの、100円グッズを使ったお掃除テクです。お掃除が苦手な人でも簡単にできる方法ばかりなので、年末の大掃除もラクラク!

キッチン大掃除をラクに!家事えもんさんの100円お掃除テク

コンロ周りからシンク、排水口のヌメりまで、ガンコな汚れの落とし方を教えてもらいました。

●換気扇、五徳のこびりつき汚れ

【掃除法】過炭酸ソーダ+40~60℃の湯でつけおきする → 多目的クレンザー+ゴム手袋スクレーパーで落とす

換気扇やガスコンロの五徳は、外せる部分を外してゴミ袋に入れ、40~60℃の湯を注ぎ(やけどに注意して行う)、過炭酸ソーダを1袋(120g)加えてつけおき。ゴミ袋はキッチンの作業台に養生テープでとめるか、口を結んでも。

五徳つけ置き洗い
30分~1時間つけおき
すべての画像を見る(全12枚)

汚れがゆるんだら…。

換気扇洗い

湯を捨て、多目的クレンザーをつけて、ゴム手袋をはめた手で直接汚れをこすり落とす。細かい部分はスクレーパーを使うとラク。

●シンクのくもり

【掃除法】多目的クレンザー+ゴム手袋でみがく

シンクに手を入れる家事えもん

シンクは、多目的クレンザーを使い、ゴム手袋をはめた手でこすってみがくとピカピカに。

蛇口洗い

「ゴム手袋だとクレンザーの粒子が埋もれることなく、効率よくきれいになりますよ」

水アカがつきやすい蛇口回りもみがきましょう。

蛇口水の出るところ
ここの汚れもチェック!

「水が出る部分も、取り外せることが多いのでチェック。カビが生えている場合は、塩素系漂白剤で除菌しましょう」

※シンクの素材や加工によっては、クレンザーを使えない場合もあるので、必ず取扱説明書を確認して従いましょう。

●コンロ・レンジフードの油汚れ

【掃除法】スクレーパーでざっと落とす → キッチン用お掃除シート+ラップ+蒸しタオルでゆるめる

コンロ黒の部分掃除
ベタベタ汚れをさっと落とす

やわらかい汚れはスクレーパーでこそげ落とします。

コンロにお掃除タオル

キッチン用お掃除シートを広げてのせる。ラップをし、上から熱い蒸しタオル(水を含ませて軽く絞ったタオルを600Wの電子レンジで約30秒加熱)をのせる。

コンロ手袋に雑巾

「30秒ほどおけば、蒸しタオルで温められたお掃除シートがパワーアップ。サッとふくだけで、汚れがスルスル落ちます」

ふいている間に別の場所を同様に湿布し、汚れをゆるめて。

レンジフードも同様に!

レンジフード
レンジフードも!

レンジフードの下の大きな板も取り外して油汚れを掃除。

レンジフード板雑巾2枚

これらの汚れも同様にスクレーパーでこそげ、お掃除シート、ラップ、蒸しタオルで湿布するときれいに!

●排水口のヌメリ

【お掃除法】泡タイプのカビ取りスプレーで除菌

排水口にスプレー

シンクの排水口や排水口用のカゴについたヌメリは、泡タイプのカビ取りスプレーをひと吹き。表示どおりの時間をおき、洗い流して。

水色エプロン男性
除菌もバッチリ!

「これがいちばん早くて確実です」

使用した100円ショップのお掃除グッズはこちらを参考にしてみてくださいね。 参照:100円グッズの優秀お掃除グッズ。家事えもんのおすすめは?

※塩素系漂白剤など「混ぜるな危険」の表示がある洗剤は、酸性のものと混ざると有毒ガスが発生します。クエン酸や酢など酸性のものと混ぜるのはもちろん、酸性洗剤の直後に使うのも避けて。また、洗剤や柔軟剤には、建材や設備機器によって使用できないものが含まれている場合があります。建材や設備機器の取扱説明書、洗剤等の注意書きを確認してから使用してください。各種洗剤を使用する際は、ゴム手袋などを着用し、換気も行ってください。

※この特集で紹介した商品は、取材時に各店舗で販売されていたものです。記事掲載時には、仕入れ状況によって同じ商品が店舗にない場合や、すでに販売が終了している可能性もありますので、ご了承ください。価格はすべて110円(税込)です。