「稽古場は僕にとってのサンクチュアリ」と話すのは、今年30歳を迎えた小瀧望さん。「どうしてもやりたくて」と、今年2本目の舞台作品『ロックンロール』に取り組んでいるそう。ここでは、11月からの主演舞台に向けた稽古の様子や、いつも欠かせない“とある家事”、意外な「おうち時間」の悩みを伺いました。
すべての画像を見る(全5枚)稽古場は僕にとってのサンクチュアリです
主演舞台『ロックンロール』は英国の世界的な劇作家トム・ストッパードの戯曲で、1968年の「プラハの春」から「ビロード革命」を経て、1990年に至る激動のチェコスロヴァキアと英国・ケンブリッジが舞台。政治の弾圧とそれに抗う芸術、そして「ロックンロール」がもつ自由へのエネルギーを描いた壮大な人間ドラマです。
「もう、難しいですよ。でも、先日同じトム・ストッパード作の舞台『ハード・プロブレム』を吉祥寺シアターで観て、少しだけヒントがつかめました。こちらも難解ではありましたが、究極的には『描かれている人間模様、人間の在り方を見ればいいのかも』と自分なりに納得して少し前進できたかも。ただ、観客としてはそれでよくても、演じる側は時代背景や人物の立場、心情まで理解しなければいけないので、今はそこにとても苦労しています」(小瀧さん、以下同)
作品への解像度をしっかり高めたいと話す小瀧さんは、「稽古場」が大好きなのだそう。
「僕にとって稽古場はサンクチュアリ。今作はまだ模索中ですが、『ロックが聴ければいい、政治は関係ない』と言っていた、ヤン(演:小瀧さん)がどう変わっていくか。今の時代と重なる部分も多いので、『深い時間を過ごしたい』という方に観ていただけたらと思います!」

