秋の味覚の「栗」。皮をむいたり下ゆでしたりと、手間がかかるイメージがありますよね。今回は、素材本来のおいしさと季節感を大切にしたレシピを提案するShunさんに、渋皮までおいしく味わえる「栗の渋皮揚げとバターもち」を教えてもらいました。甘さと塩気が絶妙な秋のおやつです。

栗の渋皮揚げとバター餅
今が旬の栗を使ったレシピを紹介します

栗の渋皮はむかずに揚げる!カリッと香ばしい秋のおやつ

今回は渋皮を残したまま揚げる、ちょっと意外な栗の食べ方を紹介します。

栗はかたい鬼皮だけをむき、渋皮は残したまま揚げるのがポイント。150℃の低温でじっくり火をとおすことで、中はほくほく、渋皮はパリッと香ばしく仕上がります。面倒な渋皮むきがいらないのがうれしいところです。

おもちは栗とは別に、170℃の油で短時間揚げます。ぷくっとふくらみ、表面が軽く色づいたら取り出しましょう。ふくらみ具合を見ながら揚げるのがコツ。

味つけにもひと工夫。栗には塩をふり、甘みを引き立てます。おもちには熱いうちにバターと砂糖をからめ、コクのある甘さをプラス。甘いおもちと塩気のある栗を一緒に食べれば、味の変化も楽しめます。

●栗の渋皮揚げとバターもち

【材料(2人分)】

  • 栗 8個程度
  • 切りもち 1個
  • 揚げ油 適量
  • 塩 適量
  • バター 5g
  • 砂糖 小さじ1/2

【つくり方】

(1) 栗は底にある平らでかたい部分を包丁で少し切り落とし、半分に切る。切り口から外側のかたい鬼皮をむき、薄い渋皮はむかずに残しておく。

(2) 切りもちは包丁で縦横に切り、1cm角程度の小さなさいの目切りにする。

(3) 揚げ油を150℃に熱し、栗を入れて8分ほどじっくり揚げる。渋皮がパリッとし、栗の中心に竹串を刺して、すっととおるようになったら取り出す。油をきり、熱いうちに塩をふる。

(4) (3)の油の温度を170℃に上げ、切りもちを入れて1分30秒〜2分ほど揚げる。ふっくらとふくらみ、表面にうっすらと色がついたら取り出し、油をきる。

(5) 揚げたてのもちをボウルに移し、バターを加えて余熱で溶かしながら全体にからめる。砂糖をふって軽く混ぜ、(3)の栗を加えてさっと合わせる。器に盛りつける。