10月公開の映画『うるわしの宵の月』で主演をつとめる道枝駿佑さん(なにわ男子)。もともと原作ファンだという道枝さんが、憧れのキャラクター・市村琥珀(いちむらこはく)を演じたときの思いを語ってくれました。さらに、日々を乗りきる“リフレッシュ習慣”についても伺います。
原作へのリスペクトを忘れずに、自分だけの“琥珀”を探りました
芸術の秋、スポーツの秋、読書の秋…。「秋といえば、僕の場合は紅葉ですね!」と笑顔を見せながら、ひと足早く秋をイメージした撮影に臨んでくれた道枝駿佑さん。
この秋には、同名の少女マンガを映画化した『うるわしの宵の月』の公開が控えています。演じるのは、完璧なルックスをもち、学校じゅうから“王子”と呼ばれる高校生の市村琥珀(いちむらこはく)。もともと原作ファンだったという道枝さんにとっては、憧れのキャラクターでした。
「琥珀ってカッコいいな、と思いながら原作を読んでいたけれど、まさか自分が演じるとは思っていなくて。出演が決まったときはうれしかったですね」(道枝さん、以下同)
だからこそ、大切にしたかったのは原作へのリスペクト。そのうえで、自分なりの琥珀像を少しずつ形にしていきました。
「琥珀は本心がつかみづらいところが魅力のひとつだと思うので、そうした雰囲気を出すためにいろいろ試しながら演じていました。声のトーンを普段よりも低くしたり、会話に“ため”をつくってみたり。次になにを言うんだろう? なにを考えているんだろう…? と、観ている人が引き込まれるような、ミステリアスな空気感を出せるように意識していました」
じつはまっすぐでピュア。そのギャップが魅力です
一見すると、余裕があって女性なれした印象の琥珀ですが、同じく“王子”と呼ばれているヒロイン・宵(よい)と出会い、本気の恋を知ったことで、じつは不器用でまっすぐな素顔が見えてきます。
「琥珀にとって宵は、ほぼひと目ぼれだったと思います。でも、そこから中身を知って、もっと好きになっていく。それまで琥珀は本気でだれかを好きになったことがなかったから、ほかの女の子たちには、すごくドライに接していたと思うんです。でも宵ちゃんだけは違う。ドキドキしたり、戸惑ったり、素直になれなかったり…。遊んでいるように見えるけど、本当はピュアで一途な子なんだろうなと思いました」
そんな心の変化は、表情にも少しずつ表れるように意識したそう。
「最初は感情をあまり顔に出さないようにしていたんです。でも宵ちゃんに引かれていくにつれて、表情にも出るようになっていく。そのギャップが、琥珀のかわいいところなのかなと思います」
