服を最小限に絞って、快適に暮らしている例を紹介します。カナダ在住のミニマリスト・筆子さんは、ほとんど衣替えをせず、夏はたった9着の服を着まわして暮らしています。服を減らしたことで、朝の支度や季節の入れ替えもラクに。今回は、服を少なくもつための工夫を教えてもらいました。
すべての画像を見る(全3枚)夏も冬も、ほぼ同じ服で着まわす
ほとんど衣替えをしなくてすんでいますが、それにはカナダの気候も関係しています。
私が暮らすカナダの町では、いちばん暑い7月でも、日中の気温は平均23℃ほどです。25℃を超える日もありますが、朝晩は10℃前後まで下がり、湿度も低いので、日本の夏のような蒸し暑さはありません。30℃を超える日は、年に数日程度です。
ただ、近年は温暖化の影響で、暑い日が少しずつ増えています。それでも私はベースメント(地下)に住んでいるので、部屋の中は夏でも涼しく、冷房は使っていません。これまででいちばん暑かったときでも、室温は21.5℃でした。だから真夏でも、半袖に薄手の長袖を重ねるくらいでちょうどいいんです。
夏場使っている服は、半袖のTシャツが4枚、長袖のTシャツが2枚。下は、レギンス2本とカーゴパンツ1本の合わせて9枚です。あとは薄手のセーターやジャケットを、その日の寒暖に合わせて重ねるだけ。暑ければ半袖、肌寒ければ長袖に薄手のセーター、という具合です。
一方、冬は長くて、真冬は日中でも氷点下が続きます。とはいえ、暖かいジャケットが加わるだけで、中に着るものは通年でほとんど変わりません。肌に直接当たる服は、コットンなどできるだけ天然繊維を選んでいます。
定番を決めておくと、買い物で迷わない
服が増えないのには、理由があります。
私は服をたくさんもって、いろいろなファッションを楽しむタイプではなく、定番しかもたないと決めています。1枚だめになったら、同じようなものを1枚買って置き換えるだけなので、服の枚数はずっと変わりません。
最近は、娘が買い替え分をくれることも多いです。色や形も、組み合わせに悩まないものを選んでいます。無地でシンプルなものにしておくと、どれを合わせても違和感がありません。色はアースカラーが多いです。
たとえば、無地のTシャツがくたびれてきたら、また同じような無地のものを用意します。サイズや形が体に合うものを一度見つけておけば、次からはそれを選ぶだけ。試着もほとんどいりません。流行を追いかけて、着ない服が増えることもなくなりました。

