「自分にとって必要か」を先に決める習慣を

食品ストック
すべての画像を見る(全3枚)

お金が貯まっているお宅に共通しているのは、「安いから買う」ではなく「必要だから買う」という選択をしていることです。値段を見る前に「これは本当に必要か」を自分に問いかける。このひと手間があるかどうかで、長い目で見たときのお金の残り方は変わってくるように思います。

私は家計の相談を直接受けることはありませんが、訪問先では「必要なものだけを買うようにすれば家も片付くし、結果として節約になりますよ」とお伝えし、次の訪問までの間、新しい買い物を控えていただくようにしています。すると「お金の減りが全然違いますね」と、その効果を体感される方がほとんどです。

「どうせ使うものだから、安いうちに買わなきゃ損」という気持ちはよくわかります。でも使いきれない量を買い込んでいては、結局は損をしていることになります。

本当に必要なものだけをリストアップした買い物リストをつくり、そこに書いてあるものだけを買うというのが無駄のない買い物の第一歩です。

買う前に有効な「自分への問いかけ」とは

買い物前に、一度試してほしい問いかけがあります。

セール品を手に取ったとき、「これ、定価でも買う?」と自分に聞いてみてください。100円ショップでなにかを買おうとしたときには、「1000円でも買う?」と問いかけてみましょう。

「定価ならいらない」「1000円なら買わない」、そう感じたなら、それは値段に引っ張られた買い物かもしれません。本当に必要なものは、値段が変わっても欲しいはず。

このひと言を自分に問いかけるだけで、「安いから買う」から「必要だから買う」へと、少しずつ判断基準が変わっていくと思います。

節約上手とは「安いものを買う人」ではなく「必要なものだけを買う人」のことだと思っています。自分にとってなにが必要かを知っていること、それがお金を守る力になるのかもしれません。

まずは今日の買い物リストを一度書き出すところから、試してみてください。