子どもが巣立って夫婦ふたりの生活になると、以前はしっくりきていた家具が合わなくなったり、「もっとよい部屋の使い方がないか」と考え始める人も多いのでは。ここでは、当たり前にあった「大きな家具や家電を手放して」暮らしの快適度がアップした事例を紹介。一級建築士でライフオーガナイザーのあさおかまみさんにお聞きしました。

テレビのないリビング
【After】テレビがなくなった壁面に、大きな絵を飾れるように
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1:リビングの「大型テレビ」を手放した

【Before】壁面をふさいでいた大型テレビ
【Before】壁面を占領していた大型テレビ

夫婦ふたりの生活になってから、家ではそれぞれ自分の時間を過ごすことが増えてきました。

たとえば、家族で同じ番組を見る機会が減って、スマホやタブレット、パソコンで、それぞれ好みの動画や配信などを楽しむスタイルが日常に。ドラマや情報番組も見逃し配信でチェックすることが多く、テレビのスイッチを入れる機会がどんどん減っていきました。

●リビングが広く見え、ソファの位置も自由に

絵を飾るあさおかさん

そこで、使う機会がとくに少ない、リビングのテレビを手放すことに。通常、テレビはコンセントのある位置で置く場所も決まってしまうもの。わが家のリビングはとくに壁面が少ないので、ドア横の壁がずっとテレビの指定席でした。そうなると必然的にソファーの配置もだいたい決まっていました。

ところが、テレビがなくなってリビングの壁を存分に使えるようになったことで、家具のレイアウトの自由度がアップ。部屋の雰囲気がガラリと変わりました。

今では壁に絵を飾ったり、ソファーを壁に沿わせて置くことで、空間を広く使えるように。以前よりも居心地のよい空間になりました。テレビの大きな黒い画面は、なかなか存在感があったのだと改めて感じています。

とはいえニュースはリアルタイムでも観たいもの。今は大型テレビをやめた代わりに小さなテレビをカウンターに置き、食事をしながら観ています。