暮らしを整える方法は人それぞれ。デザイナーで、YouTubeで暮らしのvlogを発信しているasakoさん(40代)は、この10年で家事への思い込みや時間の使い方、ものとの向き合い方を少しずつ見直してきたといいます。すると暮らしがぐっとラクになり、心にも余裕が生まれたそう。今回は、asakoさんに「やめてよかった」3つのことを教えてもらいました。

※ ESSEonline10周年の記念特集「私と10年」。ESSEonlineライターが「この10年でやめてよかったこと」をテーマに書き下ろします。

“当たり前”を手放したら、気持ちも暮らしも軽やかに
“当たり前”を手放したら、気持ちも暮らしも軽やかに
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“スキマ時間の家事”を手放した

キッチン

私がこの10年でやめてよかったことのひとつ。それが「スキマ時間を見つけたら家事をする」という考えかたです。なんとなく、数分のあき時間があると落ち着かなくて…。

「待ち時間があるなら、なにかひとつ家事を終わらせよう」
「メールを返す前に、あそこだけふいておこう」

そんなふうに、いつの間にか、あいた時間を家事で埋めることが当たり前になっていました。

でも、あるとき「あき時間は家事のためにあるわけじゃない」と思ったんです。その思い込みを手放してから、暮らしのなかに少しだけ余白が戻ってきました。

たとえば、台所を通ったとき。

以前は、乾かしている保存袋が目に入ると、「もう乾いたかな」とチェックして、乾いていたら片付ける、というそんな小さな家事を1日のなかで何度も繰り返していて。気づけば、暮らしがいつも家事で埋まっていたのです。

そこで私は、細かな家事は朝の台所リセットの時間にまとめてやることに決めました。それ以外の時間は目についてもやらない。保存袋が乾いていてもそのまま、少しくらい散らかっていてもそのまま。放置でオッケーです。

すると、家事の量は変わらないのに、気持ちが随分ラクに。暮らしを整えるための家事に、暮らしそのものが追いたてられなくなりました。