台所を心地よく整え、料理の時間を楽しくする工夫を紹介します。教えてくれたのは、76歳で夫とふたり暮らしのぬ衣さん。夫の定年退職を機に、里山での暮らしを始めました。「どんな場所よりも家が好き」と話すぬ衣さんに、台所で実践している5つのルールついて伺いました。

※ この記事は『別冊天然生活 76歳、ぬ衣さんの小さな幸せを重ねる暮らし』(扶桑社刊)に掲載された内容を一部抜粋・再編集して作成しています

ぬ衣さんに、台所仕事を楽しむ工夫を伺いました
ぬ衣さんに、台所仕事を楽しむ工夫を伺いました
すべての画像を見る(全10枚)

食事の支度を楽しむ、台所の工夫

キッチン

「料理は、そんなに好きじゃないんです」と聞いて驚きました。こんなに魅力的な台所の主が? 信じられない! というのが率直な感想。でも、改めて考えを聞いてみると、共感できるポイントがたくさんあることに気づきました。

まず「凝った料理はしない」こと。「料理道具や器は好き」なこと。「盛りつけとテーブルセッティングも好き」なこと。

キッチン

料理という言葉に含まれるさまざまな実践のなかには、当然「好き」のグラデーションがあり、そこには個人差があります。

ぬ衣さんは料理を「好き」ではないかもしれないけれど、好きになれるように工夫しているし、実際に楽しんでいる。それはとてもすてきな姿勢です。しかもそのために、台所仕事に関するルールを自分で決めて守っているそう。

「そんなに大したことじゃないんですよ。できるときにはやろうっていう“ゆる”ルールだから。できない日があっても気にしません」