体力やライフスタイルの変化に合わせて“当たり前”と思い込んでいた家事を見直し、快適になった事例を紹介します。夫・長男(社会人)・長女(高校生)・大型犬と暮らす、整理収納アドバイザーでESSEベストフレンズ101エディターのrenaさん(現在50代)のケースです。ここでは、renaさんがこの10年間で試行錯誤をくり返しながら、手放すことで心にゆとりが生まれたと実感している3つの家事について語ります。

※ ESSEonline10周年の記念特集「私と10年」。ESSEベストフレンズ101エディターが「この10年でやめてよかったこと」をテーマに書き下ろします。

タオルを収納するrenaさん
今の自分に合わせた家事の取捨選択で、快適になったアイデアをご紹介
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1:洗濯物の外干し

窓際に干された洗濯物

以前の私は「洗濯物は太陽の下で干すのがいちばん」という思い込みに縛られ、洗濯機のある1階から重いカゴを抱えて2階のベランダまで運ぶ毎日。天候や、時季によっては花粉症の家族に気を使い、さらに「干す」「取り込む」「畳む」「しまう」という一連の工程に、かなりの時間と体力を奪われていました。

5年ほど前に電気代を気にして避けていた乾燥機を使うようにしたところ、タオルやパジャマが驚くほどふんわり仕上がることに感動。シワが気になる服だけ除湿機を付けて浴室に干す「仕分け」をルールにしたことで、家事の手間が激減し、精神的にもラクになりました。

2:アイロンがけ

たたまれたハンカチの画像

以前は、週末になると翌週に使う夫のシャツや家族のハンカチなどに、まとめてアイロンをかけていました。しかし、アイロンがけは準備も後片付けも手間がかかる、私にとって「面倒な家事」のひとつでした。

そんななか、コロナ禍で夫がほぼテレワークになりシャツを着る機会が激減しました。そこで、新しく服を買うときは「ノーアイロンで着られる素材」を意識して選ぶように。また、ハンカチもコットンからタオル素材のものへシフト。素材選びの視点を変えるだけで、アイロンがけという家事そのものを手放すことができました。