家づくりのなかでも、意外と悩ましいのが「照明の配置」。とくにダウンライトは、数や位置をなんとなく決めてしまう人も多いかもしれません。南向きのマンションに住む日刊住まいライターも、間取り図を見て「南向きだから昼間は明るいはず」と予想していたそう。しかし、住んでみると「想定外の問題」に気づいたそう。今回、ライターが実際に暮らして感じた、新居の照明計画の意外な落とし穴についてレポートします。
すべての画像を見る(全5枚)キッチンの「ダウンライト」は使い勝手最高
わが家は夫婦と4歳の娘の3人家族です。2023年に新築分譲マンションを購入しました。実際に暮らし始めて、「これは正解だった」と感じているのがダウンライトの配置です。
キッチンの天井には、全体を照らすダウンライトが3灯、シンクまわり専用に2灯、と全部で5灯設置。そのため、調理中は全灯、片付けのときや夜間はシンク側だけ点灯…というように、シーンごとに使い分けができます。
全体を明るくしなくても、手元をしっかり照らせるため、ムダな明るさを抑えられるのです。とくに夜は、シンク側だけを点灯することで、リビングでくつろぐ家族を明るすぎる照明でじゃますることなく、落ち着いた雰囲気を保てています。
「南向き=明るい」の大誤算…リビング照明で思わぬミス
ダウンライトはマンション購入時のオプションで追加が可能でした。
しかし、わが家のリビングは南向きなので、「日当たりがよさそうだから大丈夫」と思い、購入時点でとくに追加はせず。ですが、暮らし始めてみて、「ここに追加で設置すればよかった」と後悔している場所があります。
それは、テレビを置いている南側の一角。窓横の壁の影響で午前11時頃から思った以上に陰ができるためです。
テレビまわりは子どもが遊ぶスペースにもなるため、明るさが必要で、リビングのシーリングライトを設置することに。
「ここにダウンライトを追加していれば、昼間からリビングのメイン照明をつける必要はないのに…」と、つけるたびに思ってしまいます。
間取り図や方角だけでは、日の入り方や影の落ち方までは想像しきれませんでした。「南向き=明るい」という思い込みが、盲点だったと感じています。



