セールでうっかりいらないものを買ってしまわないコツを5つ紹介します。近年、日本でもブラックフライデーのセールが当たり前になりつつあり、街でもネットでも宣伝が目立ちます。「なにか買いたいな」と思っている人も多いかもしれません。しかし、「50歳を迎えたら、セールで得をすることよりも、心穏やかに快適に暮らすことを優先したい」と語るのは、カナダ在住でもたない暮らしの発信をしているブロガーの筆子さん(60代)。安さに惹(ひ)かれて、不要なものを衝動買いをしないための心得を伺いました。

買い物をする女性
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1:セールだからといって買う必要はない

セールだと、必ずなにか買わなければいけないと思っているならこの考え方を変えてみませんか。

ブラックフライデーだからといって、ものを買う必要はありません。ほかの人が買っているからといって、自分も同じことをしなくてもいいと思います。

セールになると、つい「買わないと損をする」気持ちになってしまいます。でも実際は、セールは今回だけではありません。そもそも、今、買わなくても生活に支障はないのではないでしょうか?

ですので、「お得だから買う」のではなく、「本当に必要だから買う」という原則を徹底してください。

安さを優先して買ったものは、高い確率でガラクタになってしまいます。すると、たとえそれが50%引きだったとしても、買い物に使ったお金をまるまる損したことに。

2:セール期間中はノイズを遮断する

スマホ
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多くの衝動買いは、セールの情報に触れることから始まると考えます。ブラックフライデーの声が聞こえるようになったら、お得を知らせる情報を、できるだけ受け取らないようにしてみませんか。

いつもセール中に買ってしまう店があるなら、メールを止めてみます。止めるのがいやなら、専用フォルダに直接入るように設定を変えましょう。

必要ならセールが終わってから見ればいいと思います。

スマホでネットショップのアプリを使っているなら、この期間はアプリを削除。削除できないなら、せめて、セール開始を知らせる通知をオフにしましょう。

3:店に行かない・アクセスしない

理由もないのに、デパートやショッピングモールをぶらぶらして、ウィンドウショッピングをしないようにしています。明確な目的がない限り、店には入らないルールに。

買い物に行くときは、事前に買い物リストをつくって、リストにあるものだけを買いましょう。

むやみに店に近づかないのは、オンラインでも同じです。なんとなく、ネットショップやフリマアプリのページを開かないようにしています。

「ちょっとのぞくだけ」という気持ちは禁物。ブラックフライデー、サイバーマンデー、年末年始のセールとこれから買い物の誘惑が多くなる時季。店をのぞくこと以外の方法で気分転換をしてみませんか?