4:過去の失敗を考えてみる

洗濯物をもつ女性
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「せっかく、セールをしているのだから、少しは買いたい」。こんなふうに思ったら、以前、セールで買ったものが、その後どんな運命をたどったのか、考えてみましょう。

私は暮らしをシンプルにするために、大々的にものを捨てましたが、そのほとんどは、値引きやおまけに惹かれて衝動的に買ったものでした。

「安かったから買ったけれど、結局ほとんど着なかった」

「まとめ買いしたけれど、未だに戸棚の奥で眠っている」

家にあるものについて、こんな風に正直に棚卸しをしましょう。

お得だと思って買ったものが、本当にしっかり日常で活躍してくれているでしょうか?

コツ5:欲しいと感じたら買わない理由を考える

誘惑に負けてカゴに商品を入れてしまったら、レジに行く前にもう一度考えてください。今、頭の中には、「安い」「かわいい」「あると便利そう」など、買うべき理由がたくさん思い浮かんでいるかもしれません。でも、買わない理由だってあるはずです。

たとえばバッグなら、こんな買わない理由があります。

1.今あるバッグで十分間に合っている
2.すでに収納スペースがいっぱいだ
3.このバッグを買わずに貯金すれば、来年の夏休みの旅行資金になる

その後、買うべき理由と買わない理由を天秤にかけて考えてください。本当にそれを今、買う必要がありますか?

買わない方が、自分らしい暮らしをすることにつながるかもしれません。

おわりに:本当に必要なものを買う

普段から、自分の持ち物を把握して、買いたいものをリストにしておくと、セールだからといって余計なものを買い過ぎることはあいと感じています。

もちろん、必要なものが安くなっているなら、セールを利用するのはとても賢い買い方です。

でも、不用なものを買ってしまうと、そのときは「得をした!」とうれしいけれど、その喜びは長続きしないことも。

むしろ、以下のように負担や後悔が生まれます。

・本当に使いたいものに使うお金が残らない
・ものが増えて部屋が散らかる
・無駄なものを買った自分に自己嫌悪を抱く

セールのときこそ、買い物は慎重に行いましょう。