冬になるとついしてしまう、「なんとなくのつまみ食い」。そこで今回は、ダイエットカウンセラー・食生活アドバイザー、そして体質別ダイエット診断士をもつおにゃさんに、満足感があって食のリズムを整える「鶏肉とレンコンのみそ炒め」のつくり方を教えてもらいました。鶏肉を食べやすくする、調理のポイントも合わせて紹介します。
すべての画像を見る(全5枚)冬になんとなく「つまみ食い」してしまう理由は?
冬になると、いつもと同じものを食べているつもりでも、なんとなく体が重く感じたり、気がついたら体重が増えていたりすることがありますよね。寒い季節は、体が自然と温かさを求めやすいため、つい食べ物に手が伸びる回数が増えやすいからなんです。
たとえば、夕方になると甘いものや温かい飲み物が欲しくなったり、家にいる時間が長いと、とくにおなかがすいていなくても「なにか食べたいな」と感じることはありませんか? これは空腹ではなく、「安心したい」「ほっとしたい」という体からのサインに近いものです。
ただ、この「なんとなくのつまみ食い」が積み重なると、食事のリズムが乱れ、結果として体に重さを感じやすくなります。
ここで「控えよう」「がまんしよう」とすると、かえって食べ物への意識が強くなってしまうことも。
だからこそ、冬は「食べすぎないように量を減らす」よりも、食事そのものの満足度を高めることが大切です。食べ終わったときに「食べた~!」と感じられると、あとで余計なものをつままなくなります。
温かい麺やどんぶりに偏らない主菜のすすめ
寒い日は、すぐに温まる麺類やどんぶりものに頼りたくなりますよね。温かい麺類やどんぶりはおいしくて満足度も高いのですが、麺やどんぶりはかむ回数が少なくなりやすいため、食べ終わっても満足感が続きにくいことがあります。おなかは満たされても、気持ちが落ち着かず「もう少しなにか…」となってしまうんです。
そこで冬に意識したいのが、主菜をひとつ決めるごはん!
鶏肉、豚肉、魚、厚揚げ、豆腐など、主役になる食材をまずひとつ選びしっかり食べること。
メインの主菜があると
・自然とかむ回数が増える
・食後の満足感が高まる
・つまみ食いが減る
という流れが、無理なく日常のなかに根づいていきます。
