とくに不便だった「想定外のデメリット」

洗面所
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この「鏡の高さ問題」は、子どもが小さい頃はとくに不便でした。

2人の息子が未就学児と1年生の頃は、身長が低いため足台がないと鏡が見えない。また、足台を使っても顔の上半分しか映らない状態。ときには抱っこしてあげることもありました。

子ども2人が我先にと台を取り合い、危ない場面も。

さらに、足台を置くと下の引き出し収納をあけにくくなるという小さなストレスもあり、「タイルを鏡にしておけばよかった…」と、何度も思いました。

洗面所

リクシルの事例集やSNSを見ていても、同じようにタイルを取り入れているおしゃれな洗面所は多く、当時は「すてき!」と”見た目重視”で選びましたが、実際に“座って使う”ことや“子どもの使いやすさ”を考えると、鏡にしておく方がよかったというのは、盲点でした。

後悔ポイントを有効に活用する工夫も

洗面所

さらに、せっかくつくった座るスペースも、身長169cmの私には足元が少し狭く感じました。

わが家の足元スペースの横幅は45.5cmですが、もう少し余裕のある幅にしておけばよかったと感じています。足は入りはするものの、なんとなく窮屈に感じてしまいます。慣れもあるのかもしれませんが…。

結局使わなかったそのスペース、現在は足台や床掃除のグッズ、ゴミ箱の置き場所として活用しています。

洗面所の鏡

タイルを取り入れた雰囲気はとても気に入っていますし、子どもたちも今では成長し、足台なしで使えるようになりました。

筆者は座ってメイクすることをあきらめきれず(笑)、イスを置いて挑戦しましたが、座ってメイクをする場合は、置き鏡が必要なため、やっぱり不便で続かず…。

今は立ってメイクしています。足腰が元気なうちは、毎日立ってメイクを楽しもうと思います。