暮らしの習慣のなかに掃除を取り入れて、家事の時間を省いている事例を紹介します。今回話を伺ったのは、フルタイムで働き、2人の子どもを育てるインスタグラマーのyuiさん(30代)。「わざわざ家事をするのではなく、なにかの“ついで”にほとんど終わらせてしまいます」というyuiさんの家事ルーティンについて、詳しく話を伺いました。

朝の2つの家事ルーティンを紹介します
朝の2つの家事ルーティンを紹介します
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掃除はおっくうになのは「わざわざやろうとするから」

リビング

yuiさんは夫、小学生の子ども2人の4人で戸建て住まい。無印良品の収納やインテリアについて投稿するインスタグラマーですが、看護師としてフルタイムで勤務しています。

「リモートワークができる職種ではないし、朝、家を出たら、夕方の帰宅後はやることが山積みです。家事全般の手間はできるだけ省きたいので、“さて掃除するか”という気持ちにはなれません。料理や洗濯は実際に手を動かさないとできない部分も多いので、せめて掃除は、生活の流れでささっとすませたいと思うようになりました」(yuiさん、以下同)

水回りの掃除は「ついで」に終わらせる

そこでyuiさんは、朝のうちにほとんどの家事を終わらせる朝家事ルーティンを計画。

「起きたらまずトイレに行くので、そのついでにトイレ掃除。次は洗面所に移動して、顔を洗うついでに洗面所を洗います。これで水回り掃除の半分はもう完了です。そのスペースにいるついで、手がぬれているついでにすませるから、それほど苦になりません。ほぼ毎日、軽くでも掃除を続けていると、汚れはそれほどたまらずすぐに終わるんです」