10月9日から放送中の、岡田惠和さん脚本の連続ドラマ『小さい頃は、神様がいて』。主演の北村有起哉さんは、19年前にした離婚の約束を忘れ、ささやかな幸せを感じながら“普通の夫・父親”として生きている小倉 渉を演じます。北村さんにこの作品の魅力やお芝居をする際の意識についてインタビュー。また、自分と渉に重なる部分が多いと感じるという北村さんに、本作のように、忘れていた離婚の話を妻から急にもち出されたらどうするか伺いました。
ドラマ『小さい頃は、神様がいて』は「和やかな雰囲気でやっていきたい」
子どもが20歳になったら離婚する…。19年前に夫婦で交わした約束を、すっかり忘れて生きてきた夫・小倉 渉(北村有起哉)と、その言葉を心の支えに生きてきた妻・あん(仲間由紀恵)。
この夫婦を中心に、3階建てのレトロなマンションに住む3家族の住人たちが繰り広げる大人のホームコメディー『小さい頃は、神様がいて』が、視聴者の心をじんわりと癒やしています。
本作は、ドラマ『最後から二番目の恋』シリーズなどを生み出した岡田惠和さんが脚本を手がける完全オリジナルストーリー。主人公の渉を演じる北村さんは、地上波ゴールデン・プライム帯ドラマ初主演です。
「岡田さんの作品はクスッとさせられたり、ホロッとさせられたり、ほっこりした温かいお話が軸になっていて、そのなかに『こうあるべきだ』『こうあってほしい』という願いがしっかり込められている。そういう作品で主演を務めさせていただくのはうれしいですが、はりきりすぎても柄に合わないので、あまり背負い込まず、いい経験になればいいなぐらいの気持ちで演じています。本作はアットホームなアンサンブルのお芝居。ひとりひとりに物語があり、先輩も若い人もいるので、みんなでトランプをやるような和やかな雰囲気でやっていければと思います」(北村有起哉さん、以下同)
