家電は便利だけれど、機械が苦手だと選び方や使いこなせるのかわからないことも。35年の3DKマンションに2匹猫と暮らし、暮らしに関する著書も上梓するイラストレーターの柿崎こうこさん(55歳)もそのひとり。以前はコンパクトな1LDKの賃貸に住んでいたため、機能的な家電の必要性を感じていませんでしたが、広くなった今の家で快適に過ごすため、家電を取り入れることに。超・アナログ派の柿崎さんが、この1年弱で「買ってよかった家電」を3つ、詳しくレポートしてくれました。
すべての画像を見る(全6枚)1:「お掃除ロボ」で毎日のストレスから解放された!
現在2匹の猫と暮らしています。昨年まで、毎日2回の床掃除をしていました。日中、充電式コードレスクリーナーで掃除機をかけ、夜は濡らしたキッチンタオルをフローリングワイパーに取りつけて床の水ぶき。
これを3年続けてきたら、その労力と時間が日に日に重く感じるようになり、ついに限界を迎えました。かといって、床の汚れは放置できないタイプ。掃除してもしなくてもストレスに。
昨年の春頃、出張で1週間以上留守にすることになり、その間のクリーニング係としてお掃除ロボを取り入れてみることにしました。
事前に、周辺の愛用者にリサーチしてみるとあまりに三者三様、値段もピンキリ。
吸引力、音の大きさ、自動ゴミ収集機の有無、水ぶきの機能など…わからなすぎて選べず。まずは、家電をレンタルして気に入ればそのまま購入もできるサービス『Rentio(レンティオ)』を利用して、お試し期間を設けてみました。
初・お掃除ロボ。毎日2回の床掃除から解放されて「ラクすぎる!!」と、涙ができるほどうれしくて感激。心まで軽やかに。
●お試しの結果、「自動ゴミ収集機つき」は必須条件に
カーペット、畳、床のつくりやペットのいる・いないなど、家庭によって求める機能はそれぞれ違ってくると思います。お試し期間に見えてきた、わが家の求める機能&希望はこちら。
・自動ゴミ収集機はあった方がよい。(ダストボックスのゴミ捨てがこまめに必要で、小さくストレスに感じたため)
・猫の毛対策に、吸引力はしっかりめ、毛が絡みにくい素材、形状のブラシを搭載しているものがいい。
・黒いボディは付着するホコリが目立って気になる。白が希望。
この条件から、選んだのはエコバックス社の『DEEBOT Y1 PLUS 』。
吸引力は5000PA。ゴムとフサフサの毛のミックスブラシは、猫の毛が絡まって困ることもなく快適。
お値段は高くなりますが、やっぱり自動ゴミ収集機つきを選んでよかったです。わが家の場合は、ゴミパック(袋)の交換まで半年近くもちました。
今では、お掃除ロボなしの生活が考えられません、戻れません! 頼りにしています。


