3:「これを友人に貸せる?」

医療品
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「友人に貸せるほどきれいな状態か?」捨てるか迷うときには、この質問をしてみてください。たとえば、ヨレヨレのハンカチや古びたバッグ。まだ使えるものだけれど人に貸すにはちょっと…と思うなら、自分にとってももう十分役目を終えたサイン。

人に貸せるか、を基準にして「友人にも貸せないようなものは、自分ももう卒業していい」と考えると、完全に壊れているわけではなくても「手放していい」という気持ちになれます。

これは、「もの軸」ではなく「自分軸」で判断するという片付けの基本の考え方です。

4:「これがなくなったら、どんな困りごとが起きる?」

コーヒー

「いつか使うかも」で残しているものは、実際にはほとんど出番がありません。

たとえば、使わない予備のマグカップや何年も眠っている調理家電、文房具。それがなくなったら本当に困るか? どんな事態になるか? と考えてみると、案外大きな問題ではないことに気がつけるはず。

ずっと使っていないもの。あなたの暮らしはもう十分それなしで回っていますので、手放しても大丈夫です。

片付けは「心の整理」でもあります。自分を追いつめるのではなく、言葉で優しく背中を押すことで、自然と行動が変わります。片付けの手が止まってしまったとき、この「魔法の言葉」がまた動き出すヒントになれば幸いです。