ものが多いと管理するのも大変です。「あの服はどこにあったかな」と探す羽目になったり、「いつの間にか食品の期限がきれていた」なんてことも。今回は、整理収納アドバイザー・ぴょりさんに「捨てる」極意を教えてもらいました。お金だけでなく、人生の余裕・節約につながるヒントが満載です。
すべての画像を見る(全6枚)ぴょりさんが考える「捨てる」=節約につながる理由
ものを捨てることで、マイホーム計画のダウンサイズに成功し約2000万円節約できたという、ぴょりさん。「ものの多さは家事量の増大につながり、管理するにもたくさんのエネルギーが必要」と話します。
「まずは物量を徹底的に減らして、ものの稼働率が100%の生活の快適さを実感すれば、物欲や無駄づかいは確実に減り、お金は確実に貯まると思います」
「こうせねば」ではなく「こうするとラク」に注目して手放していく。それが回り回って節約へつながります。
リビング・ダイニングで「捨てた」ものは?
かつてのリビングは「リビングという名の物置き部屋」でしたが、新居の収納は造りつけのテレビボードのみに。もっていた大量の本や雑貨、ビデオテープなどを処分し、管理や掃除の手間を最小限にしました。
パントリーで「捨てた」ものは?
中になにを入れたか把握できず、賞味期限ぎれになることが多かった不透明やフタつき収納は処分。中身が見えにくい収納から可視化できる半透明収納に替えました。中が把握しやすい収納にしたことでフードロスが減り、取り出す手間も減りました。


