昨今「大掃除はしない派」も増えてきているなか、あと回しにしがちな掃除を「年末の大掃除」で取り戻しているというのは、ESSEフレンズエディターで整理収納アドバイザーの大森智美さん。ここでは、夫・子ども3人と暮らす大森さんの家庭で、年末の大掃除をラクにするために実践していることについて語ります。

大森さん
「清々しい気持ちで新年を迎えたい」も大掃除をする理由のひとつです
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1:「すぐできること」をリストアップ

換気口の掃除

年末の大掃除。「新年は、きれいに整えて気持ちよく迎えたい!」そんな気持ちはあるものの、年末になるとあわただしくなり、結局細かい部分は「もういいや!」となりがちでした。かといって年が明けてから掃除するわけでもなく、なんだかそれがちょっと残念な気がして…。

たとえば、

・換気口のフィルターを替える

・冷蔵庫の上のホコリを取る

・トースターを掃除する

など簡単にできる掃除から始めてみたり、広い場所は掃除するべき場所を細分化して、手帳の隙間にリストアップしておくと、「掃除してみようかな?」という意識が自然とわいてきます。

10月頃から、出発に余裕のある朝や、休日の30分を利用して、少しずつ疲れない程度に掃除するようにしています。

2:「寒くてつらい」場所の掃除は今のうちに!

廊下

大掃除がおっくうになる原因のひとつは「寒さ」。とくに屋外やお湯が出ない水道での掃除は、寒くなってくると気合をいれないとなかなかとりかかれません。

外の倉庫やベランダなど、「寒くてつらい」場所の掃除は、いちばん気候のいい今の時期に、家族の手を借りながらやっておこうと考えています。