停電などのトラブルに見舞われたとき、防災バッグの中身を点検する人も多いのではないでしょうか。「食べ物の備蓄はもちろん大切ですが、いちばん救われたのは手軽なおやつでした」というのは、ESSEフレンズエディターでライフオーガナイザーの名倉永利子さん。台風で3日間の停電を経験し、市役所職員時代に避難所の運営などをしたこともある名倉さんが、「心の支えとなったおやつ」を紹介します。
すべての画像を見る(全4枚)防災ポーチに携帯!心も体も安心する万能おやつ
私が経験した台風による停電下では、コンビニやスーパーでの買い物や仕事・学校などの日常生活も送ることができました。断水もなく、冷蔵庫の食材も食いつなぐような状況ではありません。ですが、信号が止まっているなかでの自動車通勤や、「いつになったら復旧するのか」という先の見えない不安にストレスを感じていました。
そんな状況下で、わが家でいちばん人気だったのは塩黒糖でした。氷砂糖を備蓄している方は多いかもしれませんが、黒糖の素朴で優しい甘さが口の中で溶け、癒されます。ほんのり塩味もあるため、食べ飽きません。普段から防災ポーチにも入れて携帯していますが、暑い時季は熱中症予防としても食べています。
食べごたえ満点のパワーチャージおやつ
わが家の子どもたちに好評な無印良品のチョコようかん。ようかんが苦手な私でもおいしく食べられます。1個食べるだけでかなりの満足感があり、濃厚なチョコの甘さが疲れた心にしみわたります。つい食べ過ぎてしまい、ストック分がすぐ減ってしまうのが難点です。