3:「来客用のかけ布団」を手放したら気楽になった

普段自分が使っているタオルケット
いつでも泊まれる家をやめて、「気楽に泊まれる家」にした
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最後に手放したのは「来客用のかけ布団」。

わが家では子どもの友達がお泊まりに来ることもありますが、布団を出して洗ってしまって…の繰り返しが大変で。子どもが喜ぶ姿が見たい反面、「面倒くさいな…」と思ってしまう。

そこで、敷布団1組とシーツ1枚だけを残し、あとは手放しました。泊まりに来られるのは、タオルケットで寝られる季節だけ。普段自分が使っているタオルケットを洗って準備し、その日は私はリビングで使ってるブランケットをかけて寝るようにしました。

結果、洗濯物も減り、収納にも余裕が生まれました。

「完璧なおもてなし」よりも、自分がラクに迎えられることのほうが、お互い気持ちがいい。

子どもたちは「お泊まり体験」が楽しいだけで、寝具のクオリティなんて気にしていません。親同士も、無理していないおもてなしの方が気を遣わなくて気楽でいられると思います。

「完璧なおもてなし」より、「無理しない迎え方」が心地いい

朝食の様子

実家には、来客スリッパ・来客食器・来客布団があり、それが当たり前だと思っていました。でも、お客様専用を用意することだけが「おもてなし」ではないと思うんです。

がんばって準備してくれるのもうれしいけれど、私はむしろ「その人の等身大の暮らし」におじゃまできるほうが心地いい。普段の自分を大切に暮らしていれば、ただその空間に招き入れるだけで十分なおもてなしになります。

まずは、自分を大切にできる暮らしから始めてみてくださいね。