大ブームが続くせいろ。涼しくなってくると、ほっこり優しい湯気がおいしさを倍増させてくれます。今回は、SNSで話題のりよ子さんに、簡単なのにしみじみおいしい「刻みレンコンとキノコの鶏つくね」レシピを教えてもらいました。せいろの基本の使い方、お手入れ方法も紹介します。
レンコンと薬味で華やか!おもてなしにもなる秋レシピ
シャキシャキのレンコンの&ふわふわつくねコントラストが最高。うま味を吸ったキノコもおいしい秋レシピを紹介します。
今回使用するのは21cmのせいろ。2~3人分のおかずがつくれて、万能に使える初心者向けサイズ。4人分のおかずをつくりたい人は、2段分用意してください。今回のレシピなら、材料を倍にして加熱時間を3~5分追加すればOK。
●刻みレンコンとキノコの鶏つくね
<蒸し時間20分>
【材料(2人分・7~8個、21cmのせいろを使用)】
- レンコン 150g
- キノコ(マイタケ、エノキダケ、エリンギなど好みで2~3種) 150g
- 鶏胸ひき肉 150g
- A[ショウガ(みじん切り)1かけ分(15g) みりん大さじ2 片栗粉小さじ2 塩ひとつまみ]
- 好みの薬味(梅肉、辛子、カイワレの葉の部分など) 各適量
- 好みのタレ(ポン酢しょうゆ、しょうゆ、酢じょうゆなど) 各適量
【つくり方】
(1) レンコンは皮をむく。つくねの上にのせる用に5mm幅程度の輪切りを7~8枚切り出す(大きければ半月切りにする)。残りは粗みじん切りにする。
(2) キノコは石づきがあれば切り落とし、食べやすくきる。
(3) ボウルにひき肉、(1)の粗みじん切りにしたレンコン、Aを入れ、よく混ぜる。
(4) せいろにクッキングシートを敷いて穴をあけ、(2)を敷きつめる。スプーン2本を使って(3)の肉ダネを俵形に丸めながら上にのせる。
(5) 肉ダネの上に(1)の輪切りレンコンを1枚ずつのせる。
(6) 鍋にたっぷり湯を沸かして(5)のせいろをのせ、フタをして強めの中火で20分蒸す。蒸し上がったら、薬味をそれぞれのせ、好みのタレで食べる。
[1人分205kcal]
POINT
肉の脂が落ちるように、包丁の刃先ですのこ部分に沿って10か所ほど2cm長さの切り目を入れる