季節の変わり目に欠かせないのが寝具の「しまい洗い」。汗や皮脂が残ったまま収納すると、ダニやカビの温床になってしまいます。今回は、バスタブを使ったつけおきから洗濯機、さらに乾燥機や圧縮袋での保管まで、虫やカビを防いで清潔に保つためのポイントを洗濯のプロ、平島利恵さんに教えてもらいました。

女性がシーツをバスタブの水に浸けている様子
夏用のシーツ・寝具はまずつけおき!虫を防ぐためのポイントをご紹介します。
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まずは洗濯表示を確認!

衣類についたタグに書かれた洗濯表示

「衣類についたタグの左端のオケのマークを見て、洗濯機OKか確認。しまい洗いではお湯を使うので水温の上限も併せてチェック」(平島さん、以下同)

【用意するもの】

・アルカリ性洗剤(粉、液体)

・ゴム手袋

・乾燥機

・寝具用圧縮袋

1:バスタブにお湯をはり、アルカリ性洗剤を溶かしてつけおき

バスタブにお湯をため、粉洗剤をしっかり溶かす(※)。

「肌が直接触れる面を上に、生地が浮かないよう、バスタブに沿わせつつ全体がつかるように沈めて」

※ バスタブがアルカリ性洗剤使用不可でないことを確認してください。

2:つけおきしたお湯から引き上げ、洗濯機で洗う

引き上げたら軽く絞ってから洗濯機へ。

「つけおきで入れたアルカリ性洗剤の洗浄力はすでに失われているので、新たに洗剤を投入して洗いましょう」

白のTシャツに白エプロンの女性が指さす様子

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