今は使っていない「子ども部屋」を見直すとき、やってよかったアイデアをご紹介します。自立したお子さんと話し合いつつ「子ども部屋を大人部屋へ少しずつ変えている」という、カリスマ主婦の若松美穂さん(50代)に、その手順をお聞きしました。
すべての画像を見る(全4枚)1:今後どう使うか、おおよその予定を決める
子どもたちが自立したあと、使っていない部屋を皆さんはどうしているのでしょうか。そのまま残す人、帰省で子どもがホッとするだろうと考えて配置変えを躊躇(ちゅうちょ)する人、どう片付ければいいのかわからない人…さまざまだと思います。
わが家は、子ども部屋から大人部屋へと少しずつ配置を変えています。
最初は子どもたちがパートナーと帰ってきたり、お友だちと泊まったりすることを考えて客間にしていました。そののち帰ってくる頻度が減ってきたので、晩年は夫の部屋にすると決め、夫も巻き込むことができているように思います。
もちろん、これから変更することもあると思いますが、“現時点”での大まかな予定を立てて動きやすくなりました。
2:子ども部屋について家族内で話題にする
わが家はインテリアについて考えることが好きな方だと思います。そこで家族を巻き込み、部屋のレイアウトについて意見をもらいました。「こんな感じはどう?」「この雰囲気もいいね」と写真を送りあったりして、子どもたちとの話題が盛り上がったのはメリットのひとつです。夫婦で出かけたときに、インテリアショップを見ることも日々の楽しみに加わりました。
なかには、意見の衝突の原因になることもあるかもしれませんが、考える、思う、言うことは自由。異なる意見でも強く否定せず、「それもアリだね」「こんな心配も出てくるね」と、よい方に向かうための会話を楽しみました。
3:家族がそろう連休に大型家具を手放す
大きな家具や収納は、さすがにひとりでは難しいものがあります。そこで、家族がそろう長期連休や大型連休を使い、処分や組み立て、ゴミ集積場への運搬に協力してもらいました。
大きな収納を手放せばものを入れる場所もなくなるので、結果として処分するしかない…という利点もあります。とくに学校の卒業時や就職時は、教科書や部活グッズなど一気に処分できるものが増えるので、連休中はいいチャンスなのかもしれません。