散らからない空間より、欠点も笑い合える暮らしを
すべての画像を見る(全5枚)片付けが苦手な人も、料理が苦手な私の例と同じだと思います。
「小さい頃から片付けが苦手で、どうすればいいのかわからない」、「子どもも片付けられない子になってしまうかもと不安になるけれど、体力や気力がついてこない」、そんな本音を、怒りに変換してぶつける前に、弱みとしてそのまま素直に伝えてみてください。
「私も片付けたい気持ちはある。でもうまくできなくて悲しい」。この本音を口にすることで、家族間で悩みを解決に向けた会話が始まるはず。怒りのぶつけ合いからは、きっと解決策は生まれません。
「私も片付けたい気持ちはある。でもうまくできなくて悲しい」。この本音を口にすることで、本当の家族間の会話が始まるはず。怒りのぶつけ合いからは、きっと解決策は生まれません。
自分が弱みと思っていることでも、他人からすると「愛おしいもの」と感じることもありますよね。お互いの弱いところは頼った方が支え合えるし、家族としても前向きに進んでいけます。
片付けのお仕事でもお伝えしていますが、私自身がそうだったように、自分の苦手な部分を素直に出すと、自分自身がラクになります。そして、それにより家族も「手伝おう」「一緒に考えよう」という気持ちになってくれます。
片付けのゴールは、「散らからない空間」ではなく、「散らかっていても気にならない暮らし」だと思っています。片付けを通して、家族の欠点を笑って受け入れられる、そんな暮らしを目指しています。