3:ものの「住所」を決めて、元に戻す癖をつける
すべての画像を見る(全6枚)ものの置き場所、つまり「住所」が決まると、一気に片付けがラクになると思います。
私は以前、使ったものをそのまま放置するのが当たり前でした。そのせいでそこらじゅうにものがどんどん散らばっていました。でも実際には、ものを放置するのも、元の「住所」に戻すのも手間は変わりません。「なんだ、戻した方がラクじゃん」と気がつきました。
こうしてものの「住所」を決めると、家族にも「元に戻してほしい」と思うようになるかもしれません。そんなときは、まずは自分がお手本を見せるのが効果的。
片付けをまったくしてこなかった私が、突然片付けに取り組む姿を見て、夫も「俺も戻すぐらいはしないと」と思ったようで、ざっくりでも、ものを元の「住所」に戻してくれるようになりました。さらに、同居していない私の母まで影響されて、今では実家の片づけを進めているそうです。
ものの「住所」が自分のなかで定着するまでは、ラベルをつくるのもおすすめです。まずはマスキングテープに手書きといった簡易的なものでいいと思います。無理したら続きませんから!
私はこれまで、家じゅうすべての場所で全出しをして片付けを進めてきました。現在は2周目、3周目に取り組んでいるところです。最初の頃はかなり大がかりな片付けになりましたが、今では気になったボックスひとつなど、短時間&小さなスペースを片付ける習慣が身につき、自然と家全体も整うようになりました。