「捨て活」で家のものを半分に減らした

ベッドルームを歩く女性
背の高い家具を手放し、見はらしのよくなったベッドルーム
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実家を出て1人暮らしを始めるタイミングで、たくさんの家具と本、器などを持ってきたため、元々持ちものが多く、収納からあふれるほどの物量を所有していました。

今年の2月に本格的な「捨て活」を始めてからは、家のものを半分ほどまで減らしました。詳しくは数えていませんが、数にすれば小さなものから大きなものまで合計600点位のものを手放したと思います。

好きなものだけをもつということを意識していたつもりですが、心のどこかでものはあればあるだけ幸せという考えがしみついていたように感じます。その結果、本当に好きなもの以外も所有することとなり管理が大変な状態になっていました。

ここでは、「捨て活」で手放したなかで、とくに捨ててよかった、管理がしやすくなった、と感じているものをご紹介します。

●1:好みから外れた服と靴

クローゼット

まず、好きではないのに手元に残していた服と靴を手放しました。

元々は着物を含めると80着ほど所有していたかと思います。それを3分の1まで減らしました。主に黒と白以外の色味のある服、柄物、好みの変わったもの、買ったときに高かったからという理由だけで取っておいた服、使用頻度の低い靴を手放しました。

また、ベッドルームに置いていた大きなオープンキャビネットを手放したことをきっかけに、和室に置いていた引き出しつきのキャビネットをベッドルームに移動させました。これで、衣類の管理が格段にラクになりました。

和室に置いていたキャビネットには下着やパジャマ、タオル類を入れています。ベッドルームにクローゼットがあってそこで着替えるのですが、和室に下着類があるので以前はベッドルームと和室を行ったりきたりしていました。家族からも毎朝、使いづらいと苦情を言われていました。

同じ用途のものが離れた場所にあると管理が難しく、全体の服の数も把握できていない状態だったのです。

好きではない服を手放したことで、家の中にあちこちに置いていた衣類が1つの部屋にコンパクトにまとまり、全体の管理がしやすくなりました。

●2:使用頻度の少ない家具、家電、小物、食器

食器棚

実用性のない家具、登場回数の少ない家電、来客用の食器、季節の飾り物など、使用頻度を基準として考え、活躍できていないものから手放しました。

これらのものは、いつ来るか分からないときのためや、自分ではなくだれかのために所有していたものでした。

これらを手放すことで所有しているものがすぐに把握できるようになりなりました。余計なものがなく視界がすっきりと気持ちよくなり、家で過ごす時間が好きになるなどの変化もありました。

ものを減らしたら家事はラクになり頭もすっきり

部屋の中

以前は家のなかにいるときに視界に多くのものがあると情報過多に感じ、頭のなかが整理されていない感覚がありました。今は、ものが少なくなったことで、頭のなかがすっきりして集中力が増したように感じています。目の前のことにしっかりと腰を据えて向き合うことができています。

※ 記事の初出は2024年8月。年齢も含め、内容は執筆時の状況です。

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