忙しくて時間がない日におすすめの「朝ごはんアイデア」をご紹介します。メニューの固定化やビュッフェ形式での用意など、今すぐ実践できるひと工夫が満載。ここでは、ESSEフレンズエディターとしても活躍する7名にお聞きしました。
すべての画像を見る(全16枚)朝ごはんは固定&家電パワーでラクラク
「毎朝夫と朝ごはんをとっています」と語るのは、夫婦ふたり暮らしの整理収納アドバイザー・堀中里香さん(50代)。朝食は先に起きた方が準備をしたり、一緒に支度をしたりとその都度変わるそう。
「とはいえ、ご飯は炊飯器のタイマー炊きか、冷凍ご飯をチンするだけ。納豆に入れる大根の塩もみと漬物、のりは切って保存容器に入れてあるので、冷蔵庫から出すだけです」(堀中さん、以下同)
●具材によって入れるみそを変える
朝につくるみそ汁も時短メニューのひとつ。煮干しと水を入れて火にかけたら、冷凍してあった油揚げと、事前に切ってある野菜を入れ、煮えたらみそを溶くだけ。2年に1度みそをつくっているという堀中さんは、具材によって大豆みそや黒豆みそ、ひよこ豆みそなどを使い分けることもあるそうです。
「今は長野県岡谷市で購入した、喜多屋醸造店の『雪娘』の赤みそと白みそを入れていて、どちらの種類にするかはその日の気分で選びます」
同時進行で目玉焼きも焼いて、トータル10分ほどで朝食が完成します。
●コーヒーをいれる時間がとても楽しい
また、コーヒーは豆からひいているそう。近所のコーヒー専門店で特売になった銘柄の豆を、ミディアムローストとハイローストという2種類の焙煎度合いで購入。朝の気分でどちらを入れるか選んでいます。
「豆を購入しているのは、よりコーヒー好きの夫です。コーヒーメーカーを全自動にしたら、劇的にラクになりました。いれる時間がとても楽しくなりますよ」
朝は簡単に「お弁当用のおかず」を食べる
お子さんが中学生になってお弁当づくりが始まったのは、5人家族の整理収納アドバイザー・大森智美さん(40代)。朝ごはんは「3人の子どもたちが登校したあと、夫とふたりで朝ドラを観ながら食べます」とのこと。献立には手間をかけず、ほとんどがお弁当の残り物や前日の残りものでささっとすませているそうです。
「毎日つくる卵焼きは、だいたい朝ごはんにも入ります。また、簡単なおかずとして『レンコンと青のりの塩炒め』や、『ブロッコリーとおかかの麺つゆあえ』などもよく食べます」(大森さん、以下同)
ヒジキの煮物やキンピラゴボウなど、お弁当に入れやすいものは多めにつくりおきをすると話します。
「20分ほどでお弁当をつくって、朝食の準備自体は5分以内。夫がいれてくれて食後のコーヒーが、朝のバタバタした気持ちをホッとさせてくれます」
●お気に入りの器で気分も上がる
また、朝ごはんを好きな器に盛れば気持ちも上がるそう。
「益子焼の『よしざわ窯』のものや、『波佐見焼 白山陶器 重ね縞』をよく使っています。残りものを盛っただけでも見栄えがよくなり、使い勝手もよし。ワンプレートですむので洗い物も少なく、とても気に入っています!」
※ おかずをつくりおきする際は、清潔な保存容器に入れて保存してください。保存状態によっては傷みやすくなることもあるので、保存期間内であっても早めに食べるようにしましょう
※ 記事の初出は2025年8月。年齢も含め、内容は執筆時の状況です。