日々の料理に欠かせない調味料「みりん」。その原型といわれる「白みりん」は、千葉県流山市で生まれた伝統調味料です。淡い色合いと上品な甘みで、食材の持ち味をやさしく引き立ててくれるのも魅力。今回は、白みりんの基礎知識とともに、簡単レシピ2品を紹介。さらにESSE読者が体験した「流山市白みりんミュージアム」の見どころもレポートします!

左から山本美帆さん、北原磨美さん(ESSEベストフレンズ101)。「白みりん」を使った料理と、千葉県流山市にある「流山市白みりんミュージアム」を体験しました
左から山本美帆さん、北原磨美さん(ESSEベストフレンズ101)。「白みりん」を使った料理と、千葉県流山市にある「流山市白みりんミュージアム」を体験しました

千葉県流山市発祥。淡い色と上品な甘みが魅力の「白みりん」

白みりん

素材のおいしさを引き立てながら、自然な甘みとコクで料理の味わいを深めてくれる調味料「みりん」。その原型といわれる「白みりん」は千葉県流山市で生まれました。

流山は江戸時代から大正時代にかけて白みりんの醸造で栄えてきました。「白みりん」は淡くすんだ色合いで、うま味や甘みが凝縮された上品な味わいが魅力です。

 「白みりん」について詳しくはこちら!

白みりんを使った、春にうれしい簡単レシピ2品

白みりんを使ったレシピ2つ

白みりんを使った春らしい簡単レシピを2品紹介します。今回は「鯛とタケノコの淡煮」と、デザート感覚で楽しめる「豆腐白玉とイチゴのみりんパフェ」。読者組織・ESSEベストフレンズ101の北原磨美さんと山本美帆さんが試食しました。まずは和食から。

●1:鯛とタケノコの淡煮

鯛とタケノコの淡煮

フライパンでササッと完成する、上品で春らしい和の味わいです!

【材料(2人分)】

  • 鯛切り身 2切れ
  • 新タケノコの水煮 小1個(約130g)
  • 塩 少し
  • A[白みりん大さじ3と1/2 酒大さじ3 薄口しょうゆ大さじ1と1/2 水150mL ショウガ(薄切り)2~3枚]
  • 木の芽 各適量

【つくり方】

(1) 鯛はうすく塩をふり、10〜15分おいてからペーパータオルでふく。タケノコは穂先はくし切りにし、下の部分は8mm厚さに切る。

(2) フライパンにAを入れて中火にかけて煮立て、(1)を並べ入れてアルミホイルで落としフタをし、6~7分煮る。器に盛り、木の芽を散らす。

試食するふたり

「色がきれいで優しい味がうれしい。お祝いごとにも合いそうです!」(山本さん)

流山市の「白みりんミュージアム」を訪れました!

笑顔で迎えてくれた、白みりんミュージアム館長の川浦智子さん(左)
笑顔で迎えてくれた、白みりんミュージアム館長の川浦智子さん(左)

白みりんのおいしさの秘密を探るべく、千葉県流山市・流山本町にある「流山市白みりんミュージアム」を訪れました。館内を案内してくれたのは、白みりんミュージアム館長の川浦智子さん。「白みりんは、流山の歴史そのものなんです」。

 白みりんミュージアムについてもっと詳しく!

白みりんを五感で体感!楽しい展示が盛りだくさん

白みりんミュージアム

館内では、みりんの起源や江戸時代に流山で誕生した白みりんの歴史を、展示や映像でわかりやすく紹介しています。

「世界的に認知されている和食文化の発展に流山の白みりんが深く関わっていたと知り驚きです!」(北原さん)

白みりんミュージアム

江戸時代のみりんを運ぶために使っていた樽は、空の状態でも約13kgの重さ。当時の樽の重さを体感することができます。

「昔の人はこれにみりんを入れて運んでいたなんて、力持ち!」(山本さん)

白みりんミュージアム

プロジェクションマッピングを活用した工場見学や、自分が工場長になってみりんづくりを体験できるゲームも。食育として子どもと一緒に訪れるのもよさそうです。

広々としたキッチンスタジオ「かもしアエール」も併設

白みりんミュージアム

そのほか、キッチンスタジオ「かもしアエール」では、毎月「白みりん」への学びを深められる料理教室なども開催され、味わいながら食の楽しさを再発見できます。

「白みりんの上品な甘み生かしたレシピを、さらに知りたくなりました!」(北原さん)

白みりんの意外な使い方!旬のイチゴを使った和スイーツレシピ

白みりんを煮きると、角のないまろやかな甘さのシロップに。豆腐白玉とイチゴのみりんパフェをご紹介します。

●2:豆腐白玉とイチゴのみりんパフェ

豆腐白玉とイチゴのみりんパフェ

豆腐を加えた白玉に、白みりんのシロップをかけて。イチゴとマスカルポーネチーズをプラスした華やかで上品なおいしさのデザート。

【材料(つくりやすい分量/3~4人分)】

  • 白みりん 100mL(シロップ用)
  • A[白玉粉100g 豆腐(絹ごし)80g 白みりん大さじ2]
  • 抹茶 小さじ1/4
  • イチゴ 10個
  • 木の芽 各適量
  • マスカルポーネチーズ 大さじ6(1人分はだいたい大さじ1と1/2ほど)
  • 粗びき黒コショウ(お好みで) 適量

【つくり方】

(1) 白みりんは小鍋に入れ、半量になるまで煮詰めて冷蔵庫で冷やす。

(2) ボウルにAの半量を入れてダマをつぶすようによく混ぜ、2cm大にちぎって丸め、真ん中を指の腹でつぶす。残りのAと抹茶を混ぜ、同様につくる。これらを沸騰した湯に入れてゆで、浮いてきたらさらに1~2分ゆで、氷水にとってザルにあげる。

(3) イチゴを食べやすく切り、(2)とともに器に盛り、マスカルポーネチーズをのせて(1)をかけ、好みで黒コショウをふる。

試食する読者

「白みりんシロップはしつこくない、やさしい甘みがうれしいですね。子どもと一緒につくりたいです」(山本さん)

「チーズともすごく合って、大人も満足する味わいです」(北原さん)

開館1周年。白みりんを体験するイベントにも注目

白みりんミュージアムは、今年3月29日で開館1周年を迎えます。節目となるこの春は、白みりんをより深く楽しめる企画やイベントも予定されています。おでかけ先のひとつとして、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

 白みりんミュージアムの記念イベントをチェック!

白みりんミュージアム

◆白みりんミュージアム

住所:〒270-0164 千葉県流山市流山3-358-1

アクセス:流鉄流山線「平和台」駅より徒歩約5分

開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)

休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日)、年末年始(12月29日~1月3日)
台風等により臨時休館措置をとる場合があります

入館料:<展示>一般…300円 小人(小学生から高校生まで)…150円

<みりん体験>550円(小学生以上参加可能・子ども1人での参加は小学5年生以上)

問い合わせ先:流山市白みりんミュージアム https://shiro-mirin.com/museum/