捨てることは訓練、自分に合う片付け方法を探っていく

もるさん捨て活
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片付けの初めの一歩として「捨てることは訓練」と考えて、1つ手放せたら自分に拍手、2つ手放せたらまた拍手…といったように、捨てられた自分を褒めながら、少しずつ進めることを意識しました。

ちなみに「ミンスゲーム」という、月初めから始めて、1日目は1個、2日目は2個…と増やしながら、月末には30個以上のものを手放すという片付けもトライしましたが、残念ながら私は続けることができませんでした。しかし、自分に合う・合わない片付け方法を知ることができたのは、大きな収穫だったと前向きに考えています。

また、捨て活をするなかで住んでいる地域のリサイクルサービスを知ったり、もっと学びたいと思うようになったのも、うれしい変化でした。

捨てるのって気持ちいい!もうムダ買いしたくない!

もるさん片付け後

片付けを続けてきて、私がたどり着いたのは「もうムダなものを増やしたくない」ということでした。

がんばってものを減らしたのに、また新しいものを増やすなんてとんでもない。「これは本当に今のわが家に必要なのか?」「代用できるものはないのか?」「手放すときが来たら潔く捨てられるのか?」そんなことを考えるようになりました。

子どもたちに対しても、部屋が散らかっていた頃は「片付けなさい! 捨てちゃうよ!」と怒っていたのが、最近は「オモチャは大切にお片付けできているかな?」と、自主的に片付けができるよう声をかけるようになりました。

捨て活をとおして、自分の思考が変わったのはもちろん、家族との接し方もよい方向に変化していると感じます。「楽しく捨てて、すっきり暮らす」を合言葉に、これからも心地よい暮らしを目指したいです。