クローゼットがパンパンで、朝のコーデ決めに時間がかかってしまう。洋服が多いとそんな悩みが出てきます。今回お話を伺ったのは、Instagramで少ないもので身軽に暮らすコツを発信している、ミニマリストのやまこさん。以前は、必要以上に洋服を所有していたことでコーデ決めに時間がかかっていたそうです。しかし、洋服を年20着まで減らしたことでその問題が解消。やまこさんに「少ない服で暮らすメリット」を教えてもらいました。
すべての画像を見る(全5枚)<メリット1>朝の身支度の時間がグンと減った
「服はたくさんあるのに着る服がない」と思ったことはありませんか? 今は年間20着で着まわしていますが、汚部屋に暮らしていたときの私がまさにそうなんです。
服が多ければ多いほどオシャレになれて、コーディネートも無限に組めると信じていました。でも実際は、服が多いほど「どれを着ればいいのかわからない」状態になって、クローゼットの前で立ち尽くすことも…。
気に入ってよく着る服もあれば、反対になんとなくで購入してイマイチだった洋服もある。そんないろんなものが混ざりクローゼットはゴチャゴチャ。毎日コーデを決めるのは本当に大変でした。
ですが、今は本当に好きな服だけを少しだけもつようになったので、迷わずパッとコーデが決まるようになり、朝の身支度もとてもラクになりました。
<メリット2>管理がしやすく、気持ちや時間に余裕が生まれた
服が200着もあった頃は、クローゼットのなかがギューギューで、なにをもっているのか自分でもわからない状態。「こんな服あったっけ?」なんて、忘れていた服が出てくることもしばしばありました。
たくさん服をもつということは、それだけで管理の手間が増えます。畳んで収納したり、クリーニングに出したり、ニットの毛玉を取ったり…。過去には手入れに追われて時間を取られるばかりか、管理しきれずに服にカビが生えてしまったこともあります。
服を減らした今は、本当にお気に入りの服だけ集中して手入れできるので、余裕をもって大切に扱えています。 さらに、浮いた時間を趣味や副業にあてられるようになり、暮らし全体を有効に使えるようになりました。
好きな服だけが並ぶ空間はとても気持ちがよく、服の傷みや劣化にもすぐ気づけるので、使い勝手もぐんとよくなりました。