まだまだ暑さが残る9月。とはいえ、そろそろ夏コーデから秋にシフトしたい! そんなときにおすすめなのが、「着るものはあまり変えずに、色や素材、小物の力で秋っぽさを出す」テクニックです。インスタグラムで、大人に似合うシンプルでまねしやすいコーディネートを提案するなつきさん(50代)に、「同じような服でも秋らしく見せる」3つのポイントを聞きました。

秋らしさのある服装
素材やアクセサリーだけでも季節感は変わる!
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1:白から黒へ。Tシャツの「色」を変えるだけ

白Tと黒T比較

白Tシャツは夏の定番ですが、それを黒Tシャツに変えるだけでグッと秋らしい印象になります。同じ形・同じ素材のTシャツでも、色が変わるだけでコーデ全体の雰囲気が大きく変わるのが不思議ですよね。

私はまだ暑さが気になる日には、あえてTシャツはそのまま。でも色を「白→黒」にチェンジ。ボトムスや靴などのほかのアイテムはそのままでも、季節感が変わります。

また、黒Tは大人っぽく引き締まって見えるのもうれしいポイント。シルエットにゆとりがあるパンツやスカートと合わせると、カジュアルになりすぎず、上品さもプラスされます。

コーデを更新したいけど、なにを着たらいいか迷う…というときにもおすすめの方法です。

〈着用アイテム〉

・Tシャツ:ユニクロ(クルーネックT)

・パンツ:ユニクロ(感動ワイドパンツ)

・スニーカー:アディダス

2:素材感で季節を先取り。コットンTから「ニットベスト」に

素材着比べ

同じようなデザインのアイテムでも、素材が変わると季節感はガラッと変わります。たとえば、Tシャツをニットベストに変えるだけで一気に秋モードに。

とくに袖なしのニットベストは、まだ暑い日でも着やすく、体温調整もしやすい優秀アイテム。ノースリーブよりも「きちんと感」が出て、大人カジュアルのスタイルにぴったりです。

私自身、気温が読めないこの時季には、「夏と秋の中間」アイテムをよく取り入れます。ボトムスはそのままに、トップスだけ素材を変えるだけで、コーデ全体がグッと秋らしく見えるのでおすすめです。

〈着用アイテム〉

・Tシャツ:ユニクロ(クルーネックT)※写真左

・ベスト:ユニクロ(ニットVネックベスト)※写真右

・スカート:ユニクロ(ボリュームロングスカート)※昨年買ったもの

・スニーカー:アディダス