家づくりでは、設計当初にはプランになかった提案1つで思わぬメリットが得られることも。7年前に地元工務店で注文住宅を建てた日刊住まいライターは、リビング横の階段に小窓を設け、その選択が大正解だったと感じているそう。今回は住んでみてわかった階段の小窓の魅力について語ります。
すべての画像を見る(全5枚)当初のプランにはなかった、リビング階段の小窓
筆者は夫と4歳の娘の3人家族です。7年前に地元工務店で、延床面積26坪の2階建て住宅を建てました。1階にはLDKと水回りがあり、2階には寝室や子ども部屋があります。
当初、設計士から提案された間取りプランには、階段に窓がついていませんでした。しかし、ピクチャーウィンドウに憧れがあったことと、家の中から玄関側の道路の様子を確認できる窓が欲しかったため、リビング階段の位置に窓を設置したいと希望。
住宅構造に影響しない程度のサイズなら設置できると返事をもらい、採用を決めました。
抜け感&採光でリビングが開放的に
わが家の吹き抜けには、採光のためのFIX窓もあります。ですが、実際に住んでみるとリビング階段に小窓があるおかげで、四方から光を取り込むことができ、より明るい空間になりました。
また、ほどよく視線が抜け、狭いリビングの圧迫感をやわらげる効果もあると感じています。