片づけや掃除に追われている原因は、「収納家具」にあるかもしれません。ミニマリストのめいさん(40代)は、ものを手放し始めた当初に大型の収納家具を処分。すると、どんどんものが減っていったそうです。「手放したからこそ、多くのものを減らすことができた」と話す理由を伺いました。
すべての画像を見る(全5枚)「ちょうどここに置けるから」と買ったチェスト
余白を愛するミニマリストとしてSNS発信を行っているめいさん(40代)。夫と高校生のお子さんの3人暮らしです。
今の住まいは注文住宅ですが、13年前ものを減らし始めた当時は分譲マンションに暮らしていました。
「マンションの広さは70平米ほど。リビングは広いのですが、2LDKで収納スペースがあまりありませんでした。そのため、リビングの壁ぎわいっぱいにこれでもかというほど収納家具を置いていたんです」(めいさん、以下同)
さらにソファも置いていたため、せっかくの広いリビングなのに、かなり圧迫感を感じていたそうです。
「チェストは、なにを入れるかとくに定めないまま、このスペースにちょうど置けるからと購入したものでした。その場しのぎの収納だから、いろいろつめ込んでしまい、使い勝手も悪かったんです」
そこでめいさんは、壁ぎわの収納家具をすべて処分することに。
写真に写っている白いパイプのラックや黒いチェスト、それ以外にもリビングに置いていた家具を大量処分。家具の中は服だけでなく、雑貨や日用品などさまざまなものがつまっていました。