片付け後、そのままお風呂に直行できる動線に

洗濯物を洗濯機に入れている様子
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ロッカーで荷物を片付けたら、次はそのままランドリールームへ。園服や靴下などの汚れものをその場で洗濯機に入れ、すぐお風呂に入ります。子どもたちはもうこのルートに慣れていて、声かけしなくても自然と「流れ」に沿って動くことが習慣になっています。

見せたくない空間は「仕きり扉」でカバー

玄関から洗面所、家族ロッカー、ランドリールームへとつながる“帰宅動線”は、日々の暮らしにとても便利な一方で、気になるのが生活感やプライベートな空間の見え方。

そこで、ランドリールームをはさむ2か所に扉を設け、プライバシーもきちんと守れる設計にしています。

浴室からみたランドリールーム

ひとつは、家族ロッカーとランドリールームのあいだにある引き戸。普段はあけっぱなしで動線を確保していますが、来客時や家族が入浴中のときなどはサッと閉めて、脱衣所や洗濯機まわりを仕きることができます。

もうひとつは、ランドリールームとリビングの間の開き戸。こちらを閉めれば、リビング側から脱衣・洗濯スペースが直接見えることはありません。ゲストが来ているときにも安心です。

家族全員が同じ動きを共有できることで、生活が整い、家のなかが散らかりにくくなりました。時間にも心にも余裕が生まれ、バタバタしがちな夕方のすごし方にも変化が。

動線が“つながっている”というだけで、ここまで暮らしがラクになるものなんだと、日々実感しています。