4:冷蔵庫とパントリー
夏は食材が傷みやすく、食品ロスも起きやすい季節です。お盆で人が集まる前に、冷蔵庫や食品ストックの棚を見直しておくと、食材管理がしやすくなり、買いすぎやダブって買ってしまうミスを防ぐことができます。
冷蔵庫は、賞味期限が近いものや存在を忘れていたものを優先的にチェックするのがおすすめです。長い間そのままにしているビンづめやチューブがある場合、おそらく今後も使わない可能性が高いでしょう。
ストック棚には、いつからあるのかわからない乾物やレトルト食品、使いかけの調味料などが眠っていることもあります。それらをすぐに捨てる必要はありませんが、賞味期限がきれていないか確認したうえで、優先的に食べてください。
また、お盆の時期は買い物の量が増えやすいので、置き場所を確保しておきましょう。家にどれだけ食材があるのか、きちんと把握しておくと、計画的に食材を買え、献立も立てやすいです。
5:薬と救急グッズ
暑さが厳しいこの季節、熱中症や食あたりなどで体調を崩すこともあります。いざというときの備えとして、常備薬や救急セットの中身を見直しておくと安心です。
薬箱や救急ポーチの中に、期限ぎれの薬や、なんの薬かわからないまま残っているものがないですか? 使用期限、使い道、保管方法をひとつひとつ確認して、ちゃんと使える状態でそろえておくといいでしょう。
飲み薬だけでなく、ばんそうこうや消毒液、冷却シートなども補充の必要がないか確認を。夏休み中の子どものケガや、大人の疲れによる不調に備えておけば、いざというときにも落ち着いて対応できます。
少し整えるだけで、気分が変わる
押し入れの奥にしまった布団や、期限ぎれの薬、賞味期限が迫った食品、買ったけど使わない冷却グッズなど、いざ見直してみると「もう必要なかった」と思えるものが意外と多いことに気づくものです。
お盆前はぜひそうした不用品を発掘して処分する機会にしてください。そうすれば、空間に余裕が生まれ、家事がしやすくなります。
来客があるならもちろん、特別な予定がない方も、自分のために整えるという視点で気になる場所に取り組むといいでしょう。
毎年のお盆を暮らしを見直す機会にできれば、少しずつスッキリとした快適な空間に近づきます。