できてしまうと、なかなか治らずやっかいなニキビ。今回は、ニキビ予防のための正しいスキンケアやおすすめ食材、注意したいポイントなどを皮膚科専門医の土屋佳奈先生に伺いました。ニキビ予防のいちばんの対策は、原因を寄せつけない「外と内」からの予防策です。 ぜひ、参考にして家族みんなで美肌を目指しましょう。

ニキビに治療薬を塗る女性のイラスト
ニキビができにくい土台づくりの極意は?
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1:正しいスキンケアを心がける

ニキビの原因のアクネ菌や余分な皮脂を取り除き、うるおいを与え、肌摩擦などで刺激を与えないことが基本。

●洗顔料はよく泡立てて。すすぎはしっかりと

たっぷりの泡で優しく洗顔しましょう。

「ゴシゴシこすったり、1日何度も洗顔をすると、必要なうるおいまで奪われて皮脂が過剰分泌し、悪化の原因に」(土屋佳奈先生、以下同じ)

●保湿は欠かさずに

ノンコメドジェニックなスキンケアアイテムのイラスト

洗顔後は、油分が少ない保湿剤で保湿を。

「『ノンコメドジェニック』の表示があるものは毛穴づまりを防ぐので、ニキビ予防に効果的」

●水気をふきとるときはタオルに注意

使い捨てペーパータオルのイラスト

やわらかい清潔なタオルを使用して。

「ただし、柔軟剤が強いと刺激になることも。清潔にしたいときは使い捨てタオルを使っても」

2:健やかな肌の大敵、睡眠不足やストレスは避けて

肌のターンオーバーを促すためにも、睡眠は最低6時間をキープ。

「また、ホルモンバランスの乱れやストレスで皮脂分泌が過剰になることも。自分なりのストレス発散方法やリラックスする時間をもつようにして」