限られたものでおしゃれを楽しむ「クローゼットの整え方」を紹介します。教えてくれたのは、SNSでも多彩なファッションを投稿している、カラーコーディネーターの河村純子さん(50代)。ワードローブはごく一般的なサイズのクローゼットに収まるだけだという河村さんの工夫に迫ります。

衣類が収納されたクローゼット
河村さん直伝! 衣替えをしないクローゼットづくり
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衣替えなしでOK!クローゼットのつくり方

引き出しに収納された衣類

クローゼットの衣替えをやめたという河村さん。限られたアイテムでどのようにファッションを楽しんでいるのか、さっそく見てみましょう。

●自分に似合うベーシックカラーの服をそろえておく

着る人を魅力的に見せるベース色はざっくり「ベージュ・ブラウン派」か、「グレー・ネイビー派」に分かれるそう。

「どちらか好きな方をベースに服をそろえれば、アイテム同士がケンカせず、コーデの幅が広がります」(河村さん、以下同)

●マイ定番の「セットコーデ」を準備

Tシャツとパンツ姿で立つ河村純子さん
似合うベーシックカラーをそろえておくと、コーデで悩まない!

トップス、ボトムス、バッグ、靴等を同色系でまとめた“セットコーデ”をつくっておくと、忙しい朝も大助かり。

「ポイントは、ベースとなるカラーをコーデ全体の7割使うこと。残りの3割は、どんな色を使ってもOKです」

●ボトムスは季節を問わない“精鋭”だけに

畳んで並べられたボトムス

「クローゼットにあるボトムスは、シーズンレスに活躍するものばかり。季節感はトップスや小物でプラスします」

一年中着まわせるため、多少高いものでも長期的に見ればコスパは◎。