おかずをひと皿に盛り合わせて、カフェごはん風に
たまにカフェやレストランに行くと、盛りつけの美しさに見とれてしまいます。とくに一枚のお皿に前菜やメインを盛りつけるワンプレートごはんは、私の憧れ。普段はひと皿に一品ずつ盛ることが多いので、見るたびに「家でもやってみたい!」とウズウズしていたのです。
早速、記憶を頼りにワンプレートごはんに挑戦します。まず、料理を盛りつけるお皿は、大きめでフラットなものを用意します。直径は25cm程度。リム(縁)があれば額縁効果が出て、料理が映える気がします。
次に、料理を考えます。冷蔵庫にゆでたジャガイモや千切りのキャベツを常備しているので、それらを使ってポテトサラダとコールスローをつくります。メインはサラダと相性のいい鶏ハムに決めました。鶏ハムはサラダチキンブームのときに二女から教わり、たまにつくっていたのです。飾りになるベビーリーフやミニトマトも用意します。
すべてのおかずがそろったら、いよいよ盛りつけです。おかずはお皿の縁に沿ってぐるりと配置します。1種類ずつ、小さくまとめるとかわいらしさが出るような気がします。あいた真ん中にはベビーリーフをこんもりと高く。これでバランスがよくなりました。
また、タンドリーチキンのワンプレートごはんをつくったときは、四角いお皿に盛りつけました。汁けのあるものや転がりやすいものは、小さなカップに入れます。ご飯はオムライスの要領で器に入れてカパッと伏せて、ちょっとカフェっぽく。どちらの盛り方も、余白がポイントのようです。
自分なりのワンプレートごはんができて大満足! 家でカフェ気分が味わえるのは格別です。
もののはずみさん流!盛りつけアイデア
カフェのワンプレートごはんのような映える盛りつけのコツもご紹介します。
●中央に高さを出す
すべての画像を見る(全4枚)皿の丸い形状を生かし、主菜、副菜、パンを円形に並べます。鶏ハムを正面に置いたら、少しずつ間隔を空けてコールスロー、ポテトサラダ、ミニトマトを配置。中央にはベビーリーフを山状に盛り、高さを出します。パンは縦半分にカットし、右上へ。
●大皿に小鉢をのせる
副菜のキャロットラペ、ひよこ豆のサラダは、小さなカップに盛ります。ガラス器なら一体感が出て、よりおしゃれに見えます。器を後列に配置し、前列には主菜のタンドリーチキンとご飯を。四角い皿は、スペースを区ぎって考えるとうまくいくようです。
今回は、日々の料理や食事を少しラクに、また楽しくすることができるアイデアを紹介しましたが、もののはずみさんの著書『70代をとびきり楽しむ! - 体とお財布をいたわりながら毎日をハッピーに過ごす37のアイデア』では、家事、部屋づくり、ファッション、趣味、簡単な健康法、家族との過ごし方など、体とお財布をいたわりながら、“70代を楽しむアイデア”を多数紹介しています。
