1日の始まりである朝こそ、おいしいものを食べて気分を上げたいですよね。そこで、登録者数13万人を超えるYouTubeチャンネル「hibi hibi」で暮らしの工夫を発信するasakoさん(40代)が、「ちょっとプレミアムな朝ごはん」をご紹介。ご自身の著書『hibi hibiの台所』より一部抜粋してお届けします。

asakoさんご夫婦の朝食。ホットサンド、ヨーグルト、コーヒーが定番
asakoさんご夫婦の朝食。ホットサンドにヨーグルト、コーヒーが定番
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ホットサンドは朝イチの幸福

毎朝のお楽しみは、夫がつくるホットサンド。外はこんがり、中はふっくら仕上がったホットサンドからは、朝イチの幸福感がただよっています。ガーキンス(小さいキュウリのピクルス)が入っているのが私のお気に入り。

季節によっては大葉やトマトが入っていたり、ハムを加えたり。たまに、前日の晩ごはんでゆで卵をたっぷりつくったときは、つぶしてマヨネーズあえにしたものが入っていて、それも特別感があって好きです。

ホットサンドを焼く風景
オーカワパンの「パンドミー」に具材を挟んで、バウルーのホットサンドメーカーでこんがりと。

味つけはマヨネーズとケチャップでシンプルに。周りがバターでコーティングされているので、結構ボリュームがあるんです。食卓でホットサンドをつまみながら、「今日の夜はなにを食べようか」と夫と話し合う。わが家の朝ごはんの話題といえば、だいたいこんな感じです。うちにある食材を確認しながら「じゃあ、なにがつくれるね」と夜のメニューがここで決定。それを楽しみに、今日も一日がスタートします。

手づくりの黒蜜やジャムを添えて、プレミアムな朝に

黒蜜、きなこは小さな器に入れて。ヨーグルトを食べる直前にかけるのがお決まりです。
黒蜜、きなこは小さな器に入れて。ヨーグルトを食べる直前にかけるのがお決まりです

季節問わず、朝の食卓に毎日登場するのがヨーグルトです。地元、ホリ乳業の「生乳100%北陸のプレミアムヨーグルト」は生クリームのようなミルク感がお気に入り。ヨーグルトには、季節の手づくりジャムか、黒蜜&きなこをのせて。

黒蜜は、ブロックタイプの黒糖とお水を入れ、丁寧にアクを取りながら煮詰めるだけ。黒糖のミネラル感があって、でも後味はスッキリなところがグッドです

黒蜜も自家製なのですが、つくり方はそば茶プリン屋さんを営む友人の直伝です。黒蜜は、ブロックタイプの黒糖とお水を入れ、丁寧にアクを取りながら煮詰めるだけ。黒糖のミネラル感があって、でも後味はスッキリなところがグッドです。

旬のイチジクを使った手づくりジャムはスパイスが決め手
旬のイチジクを使った手づくりジャムはスパイスが決め手

ジャムは、フルーツを大量にいただいたり、新鮮なものが手に入ったりしたときにつくります。お砂糖とレモン汁が基本ですが、よく、コンフィチュールみたいな高級ジャムにはスパイスなんかが入っているので、それを模してスパイスを入れてみたら、大人味になって大満足。シナモンスティックやクローブ、カルダモンなど、スパイスにはそれほど詳しくないので適当なさじ加減。それでも、ちゃんとおいしくなるんだから、スパイスさまさまです。

スパイスのきいたイチジクのジャムや、大好きなユズの果汁を絞ったあとの薄皮を煮詰めたもの、巨大な文旦のマーマレード風も美味でした。