食料品の物価高騰に、頭を悩ませている主婦の方は多いのではないでしょうか。業務スーパーの達人として知られ、インスタグラムのフォロワー数17万人をほこるラッコママさんは、業スーの冷凍野菜を上手に活用して食費を節約しているのだそう。冷凍をうまく利用した調理方法やおすすめの商品まで徹底レポートします。

冷凍野菜
業スーの冷凍野菜でかしこく食費節約。業スーには50種類以上もあるんです!
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まずは葉物野菜から挑戦。汁物は「火を入れすぎない」、炒め物は「よく火を入れる」

ホウレンソウ

冷凍野菜の懸念点は、やはり味。水分が出てしまってベチャっとしてしまったり、味がボケてしまってイマイチだったり…という理由から、なかなか手が伸びないという方も多いのではないでしょうか。

冷凍の葉物野菜は、使い方を工夫すれば、水分も気にならずに美味しくできますよ。

豚汁
こちらの豚汁には「冷凍白菜」を使用

汁物や鍋に使う場合は火が通りすぎてしまうと美味しくありません。「仕上げの直前に冷凍のまま入れる」が基本です。また、白菜のような芯のある野菜は、先に「芯の部分を入れてから葉の部分を入れる」ようにすると食感が悪くなることはありません。

炒め物に使う場合は、逆に「じっくり炒める」のが基本。水分を飛ばすように炒めると、最後に味も決まります。

ホウレンソウなどは、一般的なスーパーでもよく売られている冷凍野菜ですが、業務スーパーに行くと、コマツナやハクサイ、ニラなど、普段から定番でよく使うお野菜が種類豊富にそろっています。フレッシュな野菜に比べるとどうしても味は落ちてしまうところもありますが、逆に冷凍野菜だからこそムダなく使えるというメリットも感じます。

根菜類こそ高コスパ・高タイパ!煮物系や炒め煮に

ジャガバター
冷凍ポテトを使用しためんつゆ鶏ジャガバター

根菜類は皮をむいたり下茹でしたりと、手間もかかります。冷凍商品では、皮むきされていたり必要な分だけ取り出せたりと、コスパもタイパもいいのが特徴。冷凍野菜の基本ともいえます!

基本的にそのまま調理することが基本なので、ごろっとした冷凍野菜(ダイコンやレンコン、サトイモ、カボチャなど)はそのまま煮物に使うのが一般的。カレー・シチューミックスや、和風煮物ミックスなど最初から数種類の野菜がミックスされているものも便利です。

薄切りされているもの(レンコンやパプリカなど)は炒めたり、炒め煮にしたりするのが基本! 葉物野菜と同じようにじっくり炒めて水分を飛ばすようにしましょう!