これといった資格も経験もない……と不安になりがちなアラフィフ女性の就職や転職。じつは、50代だからこそできる仕事はたくさんあります! 今回、紹介するのは、50代以上の人材が重宝される「セレモ二ーホールスタッフ」。「若い人に交じって働く自信がない」という人にもぴったりの仕事です。サン・ライフグループで現役セレモニーホールスタッフとして活躍する羽田加代子さんに、仕事内容ややりがいについてお話を伺いました。

羽田加代子さん
50代だからこそ重宝される「セレモニーホールスタッフ」
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セレモニーホールスタッフの「月給」や「仕事内容」

現在、正社員でセレモニーホールスタッフとして働く羽田加代子さんに、収入や仕事内容などについて伺いました。

●セレモニーホールスタッフの仕事情報 ※サン・ライフグループの一例

・月給:基本給25万円+α ※インセンティブでの昇給あり

・勤務形態:正社員(9~18時) ※フレックス勤務

・仕事内容:司会進行、葬儀準備

・向いている人:ご遺族の気持ちに寄り添える人

・条件や環境など:やりがいあり、資格不要、未経験OK、50代多め

「ご遺族に寄り添い、サポートするのが役目です」

羽田さんがセレモニーホールで働き始めたのは8年前。

「前職は残業が多くて体調を崩しそうになり、残業のない職場がよいと考えて転職しました」

今どきのセレモニーホールは、明るく清潔な感じがするのも好印象だったそう。

「喪主さまはわからないことが多く、戸惑っていらっしゃいます。そこをサポートするのが私たちの役目。お足元が不安定な方にイスをすすめたり、雨が降り出したら傘を差し出したり、小さな気づかいにも感謝されることが多く、やりがいがありますね」

60代以上の女性も多く活躍しているそう。

「私は若手扱い(笑)。喪主さまは同世代から上の方が多いので、お話も合うのです。ステップアップのため、今はご葬儀についてさらに勉強中です」