毎日のように行われているキャンペーンや懸賞は、応募しなければ当たりません。そこで今回は、懸賞専門誌『懸賞なび』(白夜書房)の編集者ぴろりさんと、ポイ活芸人井上ポイントさんに、応募のコツや極意を取材しました。年末年始の“当たりどき”には、懸賞にチャレンジしてみましょう!
年末に当たりやすいのはどちらの懸賞?
SNS懸賞とハガキ懸賞があった場合に狙うべきはどっち?
「SNSでの懸賞は手軽に応募ができる分、競争率が高いもの。それに比べ、85円に値上がりしたハガキは、応募者が若干減ることが予想されているので、今が狙い目」(ぴろりさん)
「年末のSNS懸賞は圧倒的に数が多い。たくさん応募するなら、当たるチャンスも増えますよ」(井上さん)
当選率が高いのはどんな懸賞?
だれでも応募できる“オープン懸賞”と応募に制限のある“クローズド懸賞”。当選率が高いのは?
「応募に制限がなく、だれでも応募できるオープン懸賞より、応募条件があるクローズド懸賞の方が、応募者数が少なく当選率もアップ。とくに、手がかかって面倒なほど当たりやすいので、ある意味チャンスが広がります」(ぴろりさん)
どんなハガキで応募すると当たりやすいの?
余っていた年賀ハガキと郵便ハガキは、どちらを使えば当たりやすいのでしょうか。
「某出版社では、年賀ハガキで送ってくる方には、正直、あまりいい印象がないと聞きます。同様に、余った切手を何枚もはっているケースもありますが、これも避けたほうが無難です。要は相手が好印象を抱く応募法を」(ぴろりさん)
応募ハガキの書き方の主流は?
目立つようにハガキをデコるか、丁寧でシンプルなハガキをつくるか、どちらがいいのでしょうか?
「かつては、とにかく目立つデコハガキが流行しましたが、不況の影響か、ハガキもシンプルに。最近は丁寧で読みやすく書かれたものが主流です。さらに、『皆さま、お疲れさまです』など、相手を思いやるひと言があると好印象」(ぴろりさん)
当たりやすい季節はいつ?
お盆シーズンの夏とお正月やクリスマスがある冬では、どちらが当たりやすいかを聞いてみると、2人とも年末! とのこと。
「ケーキやおせち、さらには初夢キャンペーンで現金プレゼントまで飛び出す年末。懸賞数が増えることで当たるチャンスも増えるはず」(ぴろりさん)
「僕は年末の抽選福袋に毎年応募。当たる確率が高いし、おトク感も半端ないです」(井上さん)
競争率が高いのは食品?家電?
肉や米などの食品と、冷蔵庫やテレビなどの家電、みんなが狙うのはどっち?
「今年は物価高が家計を直撃しているので、ここは食品…といきたいところですが、競争率を考えると家電を選ぶのも一案」(井上さん)
「家電は懸賞自体が少なく、当選者も少ない傾向。懸賞数が多い食品を狙うのもありです」(ぴろりさん)