体調やその日のコンディションで、毎日気分を安定させるのは難しいもの。そんななか、いい精神状態を維持して自分を高めるため、「メンタルフィットネス」を取り入れる人が増えています。臨床心理士で心理カウンセリングルーム「Le:self(リセルフ)」代表の藤本志乃さんに、お話を伺いました。また、ESSE公式インスタグラマーが実践しているワークもご紹介。
すべての画像を見る(全4枚)体を鍛えるように心も鍛えられる
「毎日を快適に過ごしたい」なら「メンタルフィットネス」に要注目!
「心を鍛えてネガティブな感情や思考とうまくつき合えると、自分らしく行動できるようになっていきます」
藤本さんによると、今すぐ実践できる以下のワークがおすすめなのだそう。
「たとえば、自分の行動をじゃまする思考に“メソメソちゃん”“不安くん”など名前をつけると、その思考と一体化せず距離を取れるようになります」
また、“今ここ”に意識をもっていく「マインドフルネス」はメンタルフィットネスの代表例ですが、日々の暮らしのなかでも手軽に行えるのだとか。
「歩きながら足の感覚に意識を向ける、話をしながら口の動きに意識を向ける…というだけでも、感情や思考にとらわれない練習になりますよ」