しんどい毎日の料理にお皿や食材でときめきを

「ちょっと楽しい」「ちょっと新鮮」も、私にとってはすごく大事なキーワードです。料理し続ける気力は、そんなちょっとしたワクワクが支えてくれると思うから。つけ合わせのキャベツを色鮮やかな紫キャベツに替えてみたり、お気に入りのかわいいお皿を使ったり。見え方を少し変えるだけで、気分が変わる気がしています。

器好きの私の影響か、最近息子たちも器に興味が湧いてきたみたい。旅先で「行きたいところがある」と、器のお店に連れて行ってくれたこともあるんですよ。今年の母の日、長男からのプレゼントはヴィンテージのお皿でした。プレーンな白いお皿なんですが、表情があってわが子ながら「センスがいいなぁ」なんて(笑)。もったいなくてまだ使えていないのですが、見ているだけで心が躍ります。あらためて息子たちが喜ぶものをつくりたいなと、料理へのモチベーションも上昇中です。

お気に入りの器で料理にワクワクを

古い器に銀彩を施した安田奈緒子さんの大皿
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先日発売した料理本でも使った大皿たち。なかでも古い器に銀彩を施した安田奈緒子さんの作品が大好き。昔と今が重なり合う感じが、とてもすてきなんです。

衣装クレジット:トップス¥13970(Nave)、エプロン¥3850、ミトン¥1650(ともにCookman/BUDDYZ)