使用頻度が低く、滞在時間が短い場所を兼用スペースに

ゆったりしたLDK
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わが家の「兼用スペース」について紹介しました。兼用スペースを活用したおかげで、いちばん過ごすことの多いLDKも、ゆったりとした空間を確保できました。

兼用スペースにするうえで注意したのは、「使用頻度が低いこと」と「滞在時間が短いこと」の2点です。

わが家の場合、土地の建ぺい率と容積率の関係で、延床面積は30坪ちょっとの家しか建てられませんでした。もちろん、予算的にも、必要以上に家を大きくすることも避けたいと考えていました。

そんな状況のなか、使用頻度が低い場所や滞在時間が短い場所に、貴重なスペースを使いたくありませんでした。そこで、設計士とも相談しながら、今回ご紹介した5か所の兼用スペースを設け、希望の間取りを実現できました。

敷地の条件が厳しい、予算的に大きな家を建てられない、と悩んでいる方の家づくりの参考になれば幸いです。

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