フラットな動線で、階段の上り下りの負担がない平屋。敷地の都合で平屋を諦めることになったライターは、代わりに「1階だけで家事や子育てが完結する2階建ての家」を建てました。平屋と2階建てのいいとこどりをした、暮らしやすい自邸の間取りについて語ります。
すべての画像を見る(全10枚)2階建てでも平屋のように住みたい
筆者の一家は夫と子ども3人(8歳、5歳、0歳の男の子)の5人家族。3年前にハウスメーカーで、38坪の2階建ての注文住宅を建てました。
家を建てる前は「2階まで上がるのは大変」「子どもが落ちるかもしれない」といった理由から、賃貸住宅の1階に住んでいました。同じ理由から、家を建てるときも、平屋を希望していました。
しかし、土地の広さがたりず、希望の床面積の平屋が建たないことが発覚。ハウスメーカーの営業担当からは、「もし平屋が建てられる広さがあったとしても、基礎の面積が大きくなるので、2階建てを建てるより、建築費は高くなる」と言われました。
そこで「2階建ての家で。平屋のように暮らそう」と考え直すことに。間取りを工夫することにしたのです。